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2011年05月21日
第69回~トルコ~
皆さん、こんばんは。
お休み前のひととき、いかがお過ごしになりましたか?
今回も番組を振り返っていきましょう。
第69回は「トルコ」についてご紹介しました。
モーツァルトのかの有名な『トルコ行進曲』。
でもベートーベンにも『トルコ行進曲』という同じ名前の曲があります。
これ、一体なぜなのでしょう?
そもそもこれらは『トルコ行進曲』なんてタイトルじゃないんです。
なんでも、トルコの軍楽隊「メヘテル」の演奏があまりにインパクトが強く、
そのイメージを曲に込めたからなのです。
実はこの頃、音楽界は大のトルコブームで、他にもたくさんのトルコ風の曲が生まれたのでした。
ベートーベンは第九の楽譜に「ア・ラ・トゥルカ、トルコ風に」と書き入れたり、
ハイドンもこの楽譜指示を採用。
モーツァルトはトルコを舞台にした『後宮からの誘拐』なんてオペラまで作ったほどでした。
実はここで使われる「シンバル」はトルコで産まれた楽器なんです。
シンバルはもともと『ズィル』と呼ばれ、
「ズィルジヤン家」という職人の一家が代々ハンドメイドで作っていたんですよ。
他にも、『121年前からの友情の話』や『イスタンブール』、『トルコグルメ』、
『トルコのB級映画』、『イスタンブールのミステリー』など、
今回はそんな、親日家の国として有名な「トルコ」と、
その最大の都市「イスタンブール」の素顔を覗いてみました。
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投稿者 agqr : 2011年05月21日 15:00