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2011年04月23日

第６７回～オランダ～

皆さん、こんばんは。

お休み前のひととき、いかがお過ごしになりましたか？

今回も番組を振り返っていきましょう。

第６７回は「オランダ」についてご紹介しました。

オランダの教育で、子供たちの楽しみはなんといっても『読み聞かせ』です。
オランダでは子供の自立を促すために、
赤ちゃんの頃から両親とは別々の部屋に寝かされるのですが・・
なかなか寝ないのはどの国の子も一緒。
そこで親は寝室まで付き添い、子供たちは本を読んでもらいながら眠るのです。
学校に入って自分で本が読めるようになってからも、本人が「もういい」というまで
この読み聞かせは続けられるんですよ。

そんな習慣の中で生まれたキャラクターが『ナインチェ』。英語でいう『ミッフィー』です。
オランダ人の作者ディック・ブルーナさんも
息子に毎晩オリジナルストーリーを話しているうちに絵本のアイディアを思いつき、
息子が大好きなウサギのぬいぐるみをヒントにして最初の本を書き上げたのです。
そしてその絵本は世代を超えて愛され、今や１００冊以上刊行され、
４０の言語で８５００万冊以上も売れているのです。

ちなみにミッフィーの口がバツ印なのは鼻と口が合体したもので、
お父さんたち大人のキャラの口がバツに横棒がはいった形をしているのは
「シワ」を表現しているんですよ。

他にも、画家『フェルメールとレンブラント』や『風車とチューリップ』、
『オランダ人と”ケチ”』、『オランダのうまいもの』、『自転車天国オランダ』などについて触れ、
今回は様々なことに自由で寛容なこの国、”オランダ”を訪ねてみました。

番組では皆さんからのメールをお待ちしています。

番組の感想、能登さんに聞いてみたいこと、日々のエピソードなど、何でも送ってきてくださいね。

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「第1章　夜が満ちる」「第2章　朝が嫌い」「第3章　朝の食卓」が収録されたPart1。

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投稿者 agqr : 2011年04月23日 14:30