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2010年11月30日

第56回~シャンソン~

皆さん、こんばんは。

お休み前のひととき、いかがお過ごしになりましたか?

今回も番組を振り返っていきましょう。

第56回は「シャンソン」についてご紹介しました。


華やかな街、東京・銀座7丁目。
ここにはかつて、日本のシャンソンを支えた喫茶店『銀巴里(ぎんぱり)』がありました。
戦後、それまで許されなかった海外の音楽が解禁される中、
当時ブームになりつつあったシャンソンに注目し、1951年に開店しました。
そこで専属歌手を務めていたのが、19歳の丸山明宏、今の美輪明宏さんでした。

1964年、美輪さんは銀巴里のステージで初めて自分で作った『ヨイトマケの唄』を披露します。
民謡にも似たその出だしに客たちは大笑いしますが、
労働者たちの叫びを歌った歌詞が心を打ち、
終わる頃には客席はすすり泣く声で一杯になったと言います。
この曲はまさに、庶民の悲哀を歌う”シャンソンの魂”そのものだったのです。


他にも、秋のシャンソン「枯葉」、紅の豚でも有名な「さくらんぼの実る頃」、
シャンソンの女王「エディット・ピアフ」、
日本シャンソンの女王とその親友「越路吹雪と岩谷時子」、
放送禁止のシャンソン「暗い日曜日」など、
人生の喜びや恋愛の悲しさ、魂の叫びを歌う「シャンソン」。
今回はそんな美しき歌声に、しっとりと聞き入ってみました。


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投稿者 agqr : 2010年11月30日 17:30

 

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