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2010年02月05日
第33回~日本~
皆さん、こんばんは。
お休み前のひととき、いかがお過ごしになりましたか?
今回も番組を振り返っていきましょう。
第33回は私たちの国「日本」についてご紹介しました。
日本は神道という多神教の宗教を持っています。世の中のすべてのもの、森羅万象に神様が宿る
とされ、日本古来の神や祖先の霊を奉って、地鎮祭や祈願祭などの儀式を大切にしています。
日本には約8万5千の神社が登録されているといいますから、どのくらいの神様がいるか考えたら、
大変なものです。そう、日本はたくさんの神様によって作られた国なのです。
このことは『古事記』と『日本書紀』に記されています。
この2つの歴史書は大化の改新で知られる中大兄皇子の弟、天武天皇の命により編纂されたもので、天皇家が各地の豪族をまとめるために作られました。
日本向けに有力な議王族の神話や伝承を織り交ぜたのが『古事記』なのに対して、
『日本書紀』は漢文で書かれた、外国の目を意識して作られたものだとされています。
もちろんどちらも事実をありのまま記したものではなく、神話的な内容も含まれています。
でもこうした思想が日本人の根底には流れていることは確かです。
たまには日本を見つめ直してみませんか?というわけで、私たちの住む日本のなりたちを神話から
探っていきました。
【イザナギとイザナミの国生み伝説】、【太陽の女神アマテラス〜天の岩戸と天孫降臨】、
【スサノオのヤマタノオロチ退治】、【イナバのシロ兎】、【ヤマトタケル】など、興味深いものが
たくさんあります!皆さんも、久々に日本史の教科書を引っ張り出してみてはいかがですか?
番組では皆さんからのメールをお待ちしています。
番組の感想、能登さんに聞いてみたいこと、日々のエピソードなど、何でも送ってきてくださいね。
投稿者 agqr : 2010年02月05日 16:44