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« コラム:町田忍の団塊コレクション 15回  |  9月15日は昭和のカリスマ職人登場! »

武田 薫さん 2008年08月09日

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ついに開幕!北京オリンピック特集!!
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8月9日の放送では、前日8月8日に
開会式が行われた北京オリンピックを
「ドコモ団塊倶楽部」風に
まったり、深く、楽しくお送りいたしました。
 
テーマはもちろん北京オリンピック。題しまして
 
 いよいよ開幕!
  オリンピックというと
 何故か無条件に心を躍らせる団塊世代に贈る
  絶対にスベらない北京オリンピック!!

 
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8月は北京オリンピック開会式翌日の放送
 
番組スーパーバイザーの弘兼憲史さんは、
文化放送の北京オリンピック特派員として
16日に北京入りを控えているため、放送中も随所に
“今すぐ北京に飛んでいきたい!!”という
熱い想いが感じられる2時間となりました。
 
 
ゲストには1950年生まれ―“団塊のシッポ世代”の
スポーツライター・武田 薫さんをお招きしました。
 
武田薫さんの著書『オリンピック全大会 ~ 人と時代と夢の物語』
(朝日新聞社)は、第1回から前回のアテネまで
夏の全大会を感動的なエピソードで綴っていまして、
今、注目を集めている一冊です。

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ゲストはスポーツライターの武田薫さん
 
放送では、武田薫さん、弘兼憲史さん、
そしてハンマー投げで連覇がかかる室伏広治選手と同い年の
団塊ジュニア世代・石川真紀アナウンサーの3人がスタジオから、
さらに、現地リポーターとして文化放送・寺島尚正アナウンサーが
北京からドコモの携帯電話を使っての生リポートを
届けてくれました。
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開会式に感動!
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番組オープニングでは前日の開会式から
日本選手団の入場、聖火の点灯の模様を
お聴きいただきました。
 
(弘兼)ずうっと見てました。すごかったですね。
    中国の力をまざまざと感じさせられた
    という気がしました。

 
話題は映画監督のチャン・イーモウさんが
総監督を務めた開会式について・・・。
 
(武田)これまで、三大テナーが出てきた
    バルセロナの開会式が印象的でしたが
    今回の規模はバルセロナをずっと超えてましたね。

 
    (オリンピックは)「国力」「勢い」が
    ますます映し出される舞台になったんだな
    と実感しました。

 
(石川)映像の美しさを想定して演出されていました。
    “足跡の花火”はすごかったですね。

(武田)自由な発想、あらゆるテクニックが使える…
    今だからできることなのかな、と思いました。
    映画監督、プロデューサーの頭脳が
    ますます激しく発揮されるでしょうね。
    ただ、お金のある国じゃないとできないでしょうね。

(弘兼)ロンドンの次、東京に決まったら
    あれを超せることができるのか心配になりますね。

 
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開会式について語る武田薫さん
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寺島リポート PART 1
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寺島尚正アナの現地リポート第1弾は11時台前半。
北京から携帯電話を使って現地の状況を
伝えてくれました。
 
寺島アナから真っ先に伝えられたのは「スモッグ」。
 
(寺島)火曜日(8月5日)に北京に入ったんですが
    一度も青空を見てないんです。
    曇りとスモッグと両方あるみたいですが…。

 
スタジオからの質問は北京の気候について。
 
(武田)そちらの暑さはどうですか?
(寺島)昨日、きょうは比較的過ごしやすく
    28度くらいです。ただし湿度がものすごく高いです。
    開会式でも風が入らないので、何人かの方が
    熱中症になっていました。

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注目の日本人選手
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【 女子マラソン/野口みずき選手 】
 
前回04年のアテネ大会の金メダリスト
野口みずき選手間投票は女子マラソン前人未到の
五輪連覇がかかっていましたが、
スイス・サンモリッツでの高地合宿で
左太もも肉離れのアクシデントが発生。
予定を早めて帰国しました。
 
このピンチをスタジオの面々はどう見るか――。
 
(弘兼)90%はいける!とイチ押ししていたんですが
    2か月前に40キロ走を途中でやめているんです。
    コーチに怒られ泣いている野口を初めて見まして
    何かあるなら心配です。でも、心配なければ、
    敵はラドクリフよりシュウ・シュンシュウだと
    思います。

(武田)高地トレーニングは非常に疲れが残るんです。
    急きょ、練習スケジュールを変更したのが
    彼女にどれだけの意味になっていたのか、
    そこに影響がないのか、心配ですね。

 
弘兼さんはほかにも様々な不安材料を挙げていました。
「中国勢が束になって
 シュウ・シュンシュウを勝たせようとするのでは?」
「観客の妨害は大丈夫ですか?
 前回のデリマのようなことはないでしょうか?
 コースの後半は道が狭いんですよ」
 
※04年のアテネ大会では陸上男子マラソンの競技中、
 トップを走っていたブラジルのデリマ選手が
 沿道から飛び出した観客に妨害を受け、
 その後3位に後退、最終的に銅メダルに終わる
 というハプニングがありました。
 
(弘兼)途中までは幅の広い直線ですが
    コース後半は道がものすごく狭いんです。
    くねくねしているので“逃げる”選手には
    有利なんです。
    次のコーナーを曲がっても前の選手が見えないと
    追っている選手は焦りますから。

(石川)弘兼さん、まるで試走したみたいですね。
(弘兼)コースはテレビで見ました。後半は狭いです。
 
 ◆残念ながら、野口みずき選手は放送後の12日、
  「大腿二頭筋の肉離れと半腱様筋の損傷」を理由に
  出場を辞退しました。
 
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まるで試走したかのようにコースに詳しい弘兼さん
 
【 男子ハンマー投げ/室伏広治選手 】
 
アテネ大会で一時は1位選手が薬物違反で失格となり
繰り上げで金メダル獲得となった室伏広治選手、
今回は表彰台の一番高いところへ立つ姿を
見せてほしいものです。
 
(武田)今年あまり試合に出ていないのが気になります。
    その間、ライバルはヨーロッパの大会で
    80メートルを飛ばしていますから。

 
(弘兼)フォームを改善しているんです。
    投げ方を変えて、
    日本選手権で80メートルを投げて、
    その後も何回か80メートルを投げているので
    うまく調整ができていると思うんですが…。

 
(武田)最後の舞台になる可能性があると思うので
    一緒の時代にいるうちに我々は
    あの美しいフォームを目に焼き付けておきたい。

(弘兼)ビジュアルも美しいですよね。
(石川)そう!絵になるんです!
 
 ◇男子ハンマー投げ決勝は8月17日午後8時(日本時間)
 
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石川アナが注目する選手は同い年の室伏選手
 
【 男子水泳・競泳/北島康介選手 】
 
アテネ大会男子平泳ぎ100メートル、200メートルで
金メダルを獲得。北京大会でも連覇の期待がかかります。
また、大会前にはスピード社のレーザーレーサーを
着用するかどうか、といった水着騒動も巻き起こりました。
 
(武田)北京入りした時に「食事がうまい」
    という言葉がありました。
    水着騒動とかゴタゴタがありましたけど
   “攻める”気持ち、前向きな気持ちが
    そういう言葉になっていると思う。
    あの言葉を聴いて、いけるんじゃないかなと
    確信しました。

 
(弘兼)僕も(金メダル)2つと予想しています。
 
 ☆☆放送後、北島康介選手は
   11日に男子100m平泳ぎで世界新記録、
   14日に男子200m平泳ぎで五輪新記録を
   マークしていずれも金メダルを獲得しました。
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団塊リポート PART 1
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1972年のミュンヘンオリンピック女子100mバタフライの
金メダリスト、西口まゆみさん(旧姓・青木まゆみさん)に
電話でお話を伺いました。
 
 
(弘兼)まさか水泳で金メダルを取れるとは
    思わなかったんですが、でも直前に
    世界新記録を出されてましたよね?

 
 選考会で出しました。
 
(弘兼)世界から本命中の本命と思われていたんですか?
  
 それはわかりません。でもマスコミの方が
 「青木がメダルを」ということは言われていました。

 
(弘兼)北島選手みたいにプレッシャーはあったんですか
 
 プレッシャーは全く感じませんでした。
 
(石川)「元々強い精神力を もっていらっしゃるんですか?」 

 外国の選手は早いかなとイメージしていましたので
 自分自身は100%力を出し切るしかない、
 ということだけでした。

 
(武田)あのレースは前半を7番目で折り返しているんですけど
    あれは作戦だったんですか?

 
 そうです。旧東ドイツのバイエル選手が前半
 速いスピードを持っているということでしたので、
 指示を受けていました。

 
(弘兼)勝った瞬間にガッツポーズをしたかったけど、
    できなかったそうですね。

 
 ガッツポーズしたい気持ちはありましたけど
 それをするなら「お前はいつから偉くなった」と
 言われる時代でしたので、出せませんでした。

 (水面を叩いて喜びを表現している北島選手は)
 うらやましいと思います。
  
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ミュンヘンではガッツポーズは御法度だった?!
 
(石川)金メダルはどのように保管しているんですか?
    時々、出してご覧になるものですか?

 
 家のタンスの中に入ってます。
 
 (タンスから出すことは)全くないです。

 
(石川)現役のアスリートの皆さんに
    エールを送るとしたら、どのようなお言葉になりますか?

 
 結果はどうであれ、今までやってきたことの集大成を
 見せてもらいたいと思いますし、1秒でもいいから
 ベストが出るように頑張って欲しいと思います。

 

西口さんは現在、高校で体育の先生をされていて、
水泳だけでなく総合的に体育を教えているそうです。
でも、ゴールドメダリストということは
ここ何年かで校長先生が生徒の皆さんの前で
話をしてくれたことで
ようやく知られるようになった、
というエピソードも紹介して下さいました。
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団塊世代とオリンピック
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団塊世代は「オリンピック」と聞くと
なぜ無条件に心躍らせてしまうものなのか?
 
団塊1期生の弘兼憲史さんと
団塊シッポ世代の武田薫さんそれぞれの
記憶の最初にあるオリンピックは・・・?
 
(弘兼)1956年のメルボルン大会です。
    体操の小野喬さんのイメージが強いです。
    大の字になって着地する写真を
    鮮やかに覚えてますね。

 
 ※小野喬選手…
  1952年ヘルシンキ、56年メルボルン、60年ローマ、
  64年東京大会に出場。
  メルボルン大会では鉄棒で1位に輝き
  日本体操界初の五輪金メダル獲得。 
  また団体総合と個人総合で銀、鞍馬で銀、
  平行棒で銅メダルと、5つのメダルを獲得。
 
 
(武田)1960年のローマ大会の時は小学生でしたが
    次が東京大会(1964年)と決まっていたので
    映画を見せられました。
    アベベが裸足ということと、変わった名前
    ということくらいしか覚えてないですね。

 
    東京大会は中学2年の時で
    アントン・ヘーシングと神永昭夫の試合は
    「神永がやられてしまう…」と思っていました。

 
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東京オリンピックの思い出を語る武田薫さん
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オリンピックのよさは「線」で見てこそ!
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オリンピック中継、報道の在り方について
激論が交わされました。
 
武田薫さんによると、日本ではテレビ中継の
技術の進化などにともなって1990年代以降、
オリンピックはより細かくクローズアップ
されるようになった
そうです。
 
しかし現状のスポーツ中継やニュースでは
「メダルをとったかどうか」
「メダルの色や数」でしか
“結果”が見えてこないという苦言が。
 
ここでは弘兼さんも賛同して
オリンピック本番前には「悔しい思い」をしたことを
打ち明けました。 このパートを再現します。
 
(武田)メダルしか見れないととてもつまらない。
    100人が参加していれば、100人がいろいろな
    思いをして、ひきずってそこに行くんです。
    オリンピックは4年に一度の大きな「点」ですが
    「線」で見たい。線で観ることで
    選手が何のため、どんな目的で備えているか、
    人間関係、横の関係、時代や社会関係が
    出てくるんです。

 
(弘兼)スポーツ観戦はそれが大切ですよね。
    僕は「駅伝」が好きなんですが「箱根」に出る前に
    高校、中学校の段階から見てますので、
    箱根でスターになってくれるとうれしいんです。
    子供を育てているみたいで。

 
(武田)テレビ報道はどうしても結果だけの
    点の報道になってしまうんです。
    我々が気をつけなければいけないのは
    流されないようにしないといけない。

 
(石川)「にわかファン」っていいますけど
    オリンピックとかワールドカップの時、
    それだけ集中する見方があります。

 
(武田)それもいいと思うんですけど、
    もっと面白くするためには
    流れで観ていくのがあるといいかな。

 
(弘兼)日本は野球が強すぎるので
    陸上や水泳などを普段、あまり報道しないですよね。
    もっと報道してくれれば…。

 
(武田)今年の初め、ハンドボールが“疑惑の笛”で
    話題になりましたが、では、普段ハンドボールを
    どれだけみんなが観て、知っていたかというと
    疑わしい。
    プロスポーツとアマチュアスポーツでは、
    オリンピックが非常に大きなウェートを
    占めているスポーツと、野球など、
    ほかに発表の場があるスポーツで違いますね。

 
(弘兼)小林祐梨子が5,000mの予選で雨の中、
    ものすごい試合をやったんです。
    でも、あの強さを見せた予選を
    テレビではどこもやらないんです。
    なんでやらないんだろうって悔しくて悔しくて…。

 
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スポーツ中継の在り方について激論が交わされました
 
(武田)オリンピック、世界陸上、世界選手権でも
    「国際映像」を撮っているんです。
    みんなに流すために公平に作って
    いろんな種目を細かく撮っているんですが、
    ところがお金のある国は独自の映像を作っていくんです。
    日本選手のポイントだけ撮る、というように。
    我々は国際映像を観たい!
    我々の気持ちをわかってほしい。
    あれもこれも「点」でやられたら困る。

 
(石川)「世間話」のレベルから浸透させていくのが
    大事ですね。
    ハンドボールの話がありましたが
    文化放送の社員にも過去に
    ハンドボールをやっている人がいっぱいいたんです。
    普段から挨拶代りに「ハンドボールをやっていた」
    という話を聞くと浸透するかもしれませんね。

 
 
※小林祐梨子選手の5,000m予選…
 6月29日、北京五輪代表選考会を兼ねた
 陸上の日本選手権が降りしきる雨の中で行われ
 女子5000メートル決勝は19歳の
 小林祐梨子選手が15分11秒97で初優勝。
 残り500メートルで先頭に立ってスパートをかけ、
 渋井陽子、福士加代子、赤羽有紀子選手といった
 並みいる実力者を一気に引き離して1位でゴール。
 五輪の切符を手に入れました。
 
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オリンピックをより楽しむ方法を語り合うスタジオ
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寺島リポート PART 2
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番組スタート直後に一度登場した
文化放送北京現地リポーター寺島アナが
水泳会場に場所を移して再登場。
開会式の様子を紹介してくれました。
 
(武田)テレビで見ていてこんなすごい
    開会式あったかな、と思ったんですが
    現場でご覧になった印象はどうでしたか?

  
(寺島)中国の人海戦術と物量作戦に脱帽という
    感じがしました。
    カウントダウンがはじまると
    2008人の軍の兵隊さんが
    グランドにおりまして
    中国古来から伝わる太鼓を打ち鳴らして
    人文字を作ったり…、
    スケールが違いましたね。

 
    中国の場合、最後に頼れるのは
    「人の力」だな、と
    改めて間近に見たようでした。

  
    古の文化と最先端の技術が
    非常にうまくコングロマリット
    していたような気がしました。

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団塊リポート PART 2
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足かけ22年に渡って、24人の外国人を
ホストファミリーとして受け入れてこられた
増村さんに電話でお話を伺いました。
 
Q.ホストファミリーをやろうと思ったきっかけは?
 
 沖縄米軍キャンプの小学生を
 一週間くらい受け入れたことが始まりです。
 その後、娘が大学生になった時に、
 「学生受け入れ募集」の記事を見つけて
 半年から一年の大学生のホストファミリーを
 することになりました。
 
 
Q.今もホストファミリーをしているんですか?
 
 はい。
 今はフランスの素敵な男性です。

 
Q.いらっしゃる外国人の方は
  「東京が好き」「田舎に行ってみたい」とか
  どういう考えの方が多いですか?
 
 東京が好きな方が多いです。
 いろいろなところに遊びに行けますから。

 
Q.期間はどれくらいですか?
 
 一年、半年、
 今受け入れているフランス人の方は
 短期で一か月です。
 一か月の場合はお互い“猫かぶっている”うちに
 さよならとなりますが、一年だと情が移ります。

 
Q.言葉はどうしているんですか?
 
 日本語で通じない時は、私が英単語を羅列するんです。
 すると向こうの人が“組み立てて”くれるんです。
 あとは身振り手振りで…。楽しいですよ。

 
(石川)すごくやさしそうな、あったかい雰囲気が
    伝わってきますから、居心地がいいんでしょうね。
    別れ難くなりますよね。

 
 
増村さんが登録されているのは
民間で初めてホームステイを事業化した
株式会社サクシーオです。
もし、外国人のホームステイを受け入れてみたい、
ホストファミリーになってみたいなど、
ホストファミリーに興味を持たれた方は
お問い合わせをしてみて下さい。
 
フリーダイヤル:0120-34-3940
URL:http://homestay-in-japan.com/ 
 
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オリンピックの楽しみ方!
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武田薫さん、弘兼憲史さんはどのような見方で
オリンピックを観戦しているのでしょうか。
 
(弘兼)僕は仕事場のスタッフと
    メダル予想をするんです。
    金メダルが何個で3ポイント、
    銀が2ポイント…というように。
    ちなみに私はは金メダルは7個、
    最大10、最少3、その間の7個くらいかな。

 
(武田)私はその間の5個くらいでしょうか。
 
金メダル獲得数の話題にもなりました。
ラジオをお聴きの皆さんの予想と比べていかがでしょうか?
武田さんの「5個」は少ない??
それについても次のように説明してくださり、
あわせてオリンピックをより楽しむ見方
ご紹介して下さいました。
 
(武田)遠く(海外)で行われてくることの
    情報はデータで入ってきますけど、
    「体感情報」が入ってこないんですよね。
    「予想」と、応援する「期待」では
    違う話なんです。

 
    「点」で見ると
    メディアに煽られてしまいます。
    たとえば、陸上を見るなら
    100mの予選から1次予選、2次予選…
    それが無理なら準決勝から見る。
    全部は見れませんから、興味のある種目を
    いくつか決めて予選から見る…。
    「流れ」で見ると幅が広がります。
    できれば代表選考の中から見ていくと
    日常的な話題にできると思います。

 
(弘兼)予選から見ていくのは大切ですね。
 
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オリンピックは予選から見てこそ楽しい!
  
ラジオをお聴きの皆さんも「メダル予想」や、
「線で見る」見方で北京オリンピックを
楽しんでみてはいかがでしょうか?
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寺島リポート PART 3
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エンディング直前(日本時間午後1時前)にも
寺島現地リポーター登場していただきました。
 
(寺島)暑くなってきました。
    歩いていなくても汗が出てくるんです。
    そして風がないので、鳥の巣の聖火も
    たなびくことなく真上に
    炎が立ち上っている状態です

 
(武田)僕は残念ながら行けないんですが
    ぜひ、街がオリンピックを機に
    どんな風に変わっていくか、裏の方も
    クンクン嗅いできてほしいと思います。

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エンディング
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(武田)中国はこれを機に変わろうとしている
    だろうし、変わるだろうし、
    隣の国の我々がどのように見るのか、
    どのように付き合うのか――そういうことも
    我々団塊世代は併せ考えていきたいと思います。

 
(弘兼)中国はこれからどのように世界を見るか
    中国国民が「世界の人たちがこういう考えを
    持っている」ということを知ってほしいですね。

 
(武田)オリンピックは「国際化」が一番の目的でしたから
    メダルも大事で面白いですが、
    みんなが、世界が、どういう風に考えて、
    動いていくか――大きなチャンスだと思います。

 
(石川)こういう国、地域で頑張っている選手が
    いるんだな、と注目していきたいですね

  
(弘兼)日本も東京オリンピックの時に外国の人が
    たくさん来て世界を学びましたからね。

 
(武田)ホストファミリーの増村さんもそうですが
    ひとり外国人を知るととっても世界が広がります。
    いろんなことを聞きながら見ながら
    想像力を働かせてほしいです。
    団塊世代は“体感情報”がありますし、
    これが武器ですから“データ”にあわせず
    “自分”に合わせていきたいと思います。

 

4年に一度の祭典を楽しむ上で、ぜひこの日の放送の
武田さん、弘兼さんのアドバイスを参考にしてみてください。
そして、文化放送でのラジオ中継でもお楽しみください。
 
文化放送の北京オリンピック特派員・弘兼憲史さんの
北京からのリポートもどうぞお楽しみに!

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放送を終えて 
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次回の放送のお知らせ
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次回の「ドコモ団塊倶楽部」は
9月15日(月曜日=敬老の日)
午前11時~12時55分
 にお送りします。
 
どうぞお楽しみに!
 
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番組の中でおかけした曲目
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サーフィンUSA / ビーチ・ボーイズ
GIブルース / エルビス・プレスリー
東京 / 井上陽水
 
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「ドコモ団塊倶楽部」は熱い青春時代からラジオを お聞きいただいている団塊世代の皆様に、心地よい 音楽と話題にのせてエールを送り続けている番組です。 番組は毎月1回の放送で、2005年1月よりスタート、 あの頃も、そして今も輝き続ける団塊仲間の方のお話 を伺ったり、懐かしい時代を紐解いてみたり・・・・。 レトロに浸る心地よさと同時に、今をそしてこれからを 楽しんで生きる気分をお届けしています。 番組のスーパーバイザーは1947年生まれ団塊ド真ん中・ 漫画家の弘兼憲史さんと団塊ジュニアを代表して石川真紀アナウンサー。

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