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コラム:町田忍の団塊コレクション 7回 2007年12月10日

『ボンナイフのこと』
 
 昭和30年代の筆箱の中には、小さなナイフが入っていたという人も多いと思う。それが「肥後の守」かボンナイフかで、時代も異なってくるようだ。
 ちょうど私(昭和25年生まれ)くらいのときがその分かれ目あたりだったのだろう。クラスの仲間の中にはまだ、この「肥後の守」を使用していた子もいた。
 当時、教室には備え付けの鉛筆削りが1台あった記憶があるが、もっぱらボンナイフを使用していた。
もっとも鉛筆を削るというよりも机の角とか、消しゴム、鉛筆の上の方を一部削って名前を入れる部分を作るときなどに使った。
 ボンナイフには2種類あり、
二つ折りのデラックス型(※写真①/10円)、
普及型(※写真②/5円)があった。
ボンナイフは昭和20年代初め安全カミソリの刃に柄をつけた「学生ナイフ」として登場したのが発祥だといわれている。
 関西地方では「ミッキーナイフ」(※写真③)と
呼ばれていた。 
bon-knife.jpg
▲①デラックス型 ②普及型 ③ミッキーナイフ
 
(町田忍)
 
 ◆◆ お知らせ ◆◆ 
町田忍さんが協力しているイベントをご紹介します。
 
   ~ 心ふれあう憩いの広場 ~
 下 町 と 銭 湯 の  物 語

 
昭和40年代のなつかしい銭湯、町空間を
思い起こさせる品々が展示されています
 
◎主な内容
・「銭湯めぐり」写真展
・銭湯の歴史紹介
・地図で見る台東区内銭湯の推移
・入浴料金の変遷

・昭和の銭湯 1/25模型 で
 ペンキ絵・タイル絵の制作:町田忍
・銭湯広告看板 展示
 (町田忍コレクションより出展)
  
【開催期間】 2007年11月14日(水)~2008年1月30日(水)
【 会場 】 テプコ浅草館 1階 下町ギャラリー
【営業時間】 午前10:00~午後6:00
【 休館日 】 毎週月曜日[祝日の場合は翌日]・年末年始
 ※ 入館無料

【  駅  】
●つくばエクスプレス:浅草駅出口徒歩約1分
●東京メトロ銀座線: 田原町駅 徒歩約7分
          浅草駅出口1
          (雷門方面)徒歩約10分
●東武地下鉄伊勢崎線: 浅草駅 徒歩約10分
●都営地下鉄浅草線: 浅草駅出口A5徒歩約12分

詳しくはこちらをご覧ください
(テプコ浅草館のサイトへジャンプします)

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「ドコモ団塊倶楽部」は熱い青春時代からラジオを お聞きいただいている団塊世代の皆様に、心地よい 音楽と話題にのせてエールを送り続けている番組です。 番組は毎月1回の放送で、2005年1月よりスタート、 あの頃も、そして今も輝き続ける団塊仲間の方のお話 を伺ったり、懐かしい時代を紐解いてみたり・・・・。 レトロに浸る心地よさと同時に、今をそしてこれからを 楽しんで生きる気分をお届けしています。 番組のスーパーバイザーは1947年生まれ団塊ド真ん中・ 漫画家の弘兼憲史さんと団塊ジュニアを代表して石川真紀アナウンサー。

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