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コラム:町田忍の団塊コレクション 6回 2007年11月05日

『プラモデル』
 
 昭和30年代初めに国産プラモデルが登場した。
もっとも当時の国産プラモデルの程度はというと、けっして現在のそれとは異なるものだった。
  
P-38.jpg Bartl.jpg
(左)アメリカ陸軍航空隊の戦闘機 ロッキード社のP-38
(右)アメリカ・バートル社のヘリコプター

 
 今回ここに紹介したのはその頃のもので、私が小学校の4~5年の時に購入したものである。ちなみに値段は30円。チューブ入りの小さな接着剤付きだが、5分もあれば完成してしまうというシンプルなものだった。
 もっとも当時の30円は現在にしてみれば300円ほどだからけっこう割高だった。
 
 この頃は近所にもプラモデル専門店が三軒ほどあったが、どれもおばさんが片手間にしていた。いわば駄菓子屋のような雰囲気の店だった。
また塗装をすることがあまり一般的ではなく、プラモデル専用ラッカーはないので、近所の雑貨屋で豆ラッカーという日曜大工用の小さなラッカーを買って代用していた。ツヤ消し(マット)剤も歯磨き粉をラッカーに混ぜたて代用した。
 
(町田忍)

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「ドコモ団塊倶楽部」は熱い青春時代からラジオを お聞きいただいている団塊世代の皆様に、心地よい 音楽と話題にのせてエールを送り続けている番組です。 番組は毎月1回の放送で、2005年1月よりスタート、 あの頃も、そして今も輝き続ける団塊仲間の方のお話 を伺ったり、懐かしい時代を紐解いてみたり・・・・。 レトロに浸る心地よさと同時に、今をそしてこれからを 楽しんで生きる気分をお届けしています。 番組のスーパーバイザーは1947年生まれ団塊ド真ん中・ 漫画家の弘兼憲史さんと団塊ジュニアを代表して石川真紀アナウンサー。

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