ドコモ団塊倶楽部

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故郷アンケート結果 2007年08月27日

1、故郷はありますか?
  
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2、定年後(老後)、故郷で暮らしますか?

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3、故郷に帰る方にお聞きします。故郷に帰る主な理由についてご記入ください
  1位:親の介護 2位:友人・仲間 3位:自然・空気

4、あなたの故郷自慢をご記入ください。
  自然・美味しい水・祭り・仲間・・・・・・・
  (※反対意見として人間関係の煩わしさをあげた方も・・・)

5、(故郷の有無に関わらず)これからの人生で、暮したいと思う故郷はどこですか?
  1位:北海道 2位:今、住んでいる場所 3位:沖縄
  (他に屋久島・信州・伊豆半島・オーストラリア・ハワイなどの回答が多い)

立松和平さん 2007年08月18日

~夏休みスペシャル!田舎自慢・お国自慢
   おらが田舎のここが素晴らしい!!~

8月18日(土) 32回目の『ドコモ団塊倶楽部』のパーソナリティーは朴訥な栃木弁でおなじみの作家・立松和平さん。
 
団塊倶楽部スーパーバイザーの弘兼憲史さんとは同じ1947年生まれで、早稲田大学の同窓生。
穏やかなイントネーションの話し方はおなじみですね。
 
この日は、作家としても大活躍するほか、NPO法人「ふるさと回帰支援センター」の理事長も務めていらっしゃる栃木県宇都宮市出身の立松和平さんと、山口県岩国市出身の弘兼憲史さん、秋田県秋田市出身の団塊jr.石川真紀アナウンサーとで「田舎」の素晴らしさについて語りました。
 
また、ラジオをお聴きの方にもご参加いただき、
田舎の自然、景色、食べ物・・・ココが素晴らしい!といった
田舎自慢などをメールとFAXでお寄せいただきました。

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生放送中のスタジオ内 
  
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◆人はなぜ田舎にひかれるのか?◆
~ 「田舎の魅力」について ~
 
絶滅危惧種 ニッポンカワガキとは?!
 
川遊び――。都会で生まれ育った人とって“川で泳ぐ”ことはキャンプなどのレジャーの一環として、でなければあまり経験できないことではないでしょうか。
田舎ではごく当たり前の風景でした。少なくともスタジオの団塊世代が子供の頃は。
立松さんは、川で遊ぶ子供は“懐かしさ”と“尊敬”を込めて「川ガキ」と呼んでいるとか。
ところが近年は田舎の過疎化、遊びの多様化、危険回避のための遊泳禁止措置などなど、様々な理由により
川で遊ぶ子供が減っている・・・。
 
「ニッポンカワガキ」は今や絶滅危惧種であり、保護しなければならない!
「泳ぎ方」「魚の釣り方」「自然」を教えてくれたのが川 (立松)

僕も川で遊んでました (弘兼)
 
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◆素晴らしき田舎! そして方言 ~◆
 街頭インタビュー・パート1
   
街行く人に「ふるさとの素晴らしいところ」を聞きました。
 
「風光明媚。魚や果物が旨い。海がきれい」
 (茨城県那珂湊市出身の男性)
「米どころで、お米、野菜がとてもおいしい!」
 (奥様が宮城県栗原市出身)
「遠野物語が有名。魚がおいしい!」
 (ご主人が岩手県遠野市出身)
 
 
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この日のパーソナリティー立松和平さん
   
インタビューに答えてくださった方の「訛りがいいね」とは
立松さんの感想です。 ここで方言の話題に。
上京した際に方言で頭を悩ますというのはよくあるケース。
スタジオの3人も少なからずそんな経験があったようです。

秋田出身の石川真紀ぴょんは
頭の中で一度翻訳するんです
「イチゴ」「さくらんぼ」のイントネーションが違う

上京を機に標準語を使うようにした真紀ぴょんですが、
家族や友人と電話で話せば一瞬にして秋田弁にシフトチェンジ。
 
(秋田弁で)「元気にしたらが?」 「元気だ」
 
一方、(方言を標準語に)直そうとも思わない という立松さんですが
作家という職業柄、困ることもあるようです。 
 
方言を文字に書くとわからない。
「好きなんですよ」を栃木弁で書くと「好きなんだわ」。
「好きなんだわ」という文字では伝わらないが、
こう書くしかない。

 
 
やはり「書く」ことが仕事の弘兼さんもこれには同意。
(方言だけでは)文章にならないので半分標準語を入れます。
でも地元の人からは「あんなことは言わない」と
文句を言われますよ。

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◆素晴らしき田舎! そして方言 ~◆
 街頭インタビュー・パート2
 
次に、「行ったことがある田舎」のよさを聞きました。
 
栃木県 鬼怒川の緑が青々としていて、空気がきれい
熊本県 自然がたくさんあってのんびりできる
群馬県 温泉が多いところ

 
ラジオをお聴きの方から寄せられた意見は・・・
 
青森県弘前にある友人の実家を訪ねた時にビックリ!
 初対面の私に出てくる料理の多いこと多いこと!
 ちゃぶ台の上はもちろん、畳の上も
 料理であふれかえっていました。 しかも、減るとすぐに
 次をついでくれるので、なかなか中身が減らず、
 息をするのも苦しいくらいにご馳走をいただきました。

 (東京生まれ埼玉育ちの男性ラジオネーム・ヒメルテアさん)
 
 
秋田の十和田八幡平国立公園の近くで育ちました。
 鍋と食材を持って出かけた「鍋っこ遠足」が懐かしい!

 (秋田出身の女性ラジオネーム・ゆいまーるさん) 
 
ここでスタジオは「鍋っこ遠足」って何だ?!となりますが
もちろん石川真紀ぴょんが解説してくれます。
 
きりたんぽ鍋を作ったり、こんにゃくを煮込んだり、
比内地鶏でダシをとったり・・・鍋や食材を持参するんです。
私は鍋担当でした。
全国共通だと思っていたので「秋田限定」と知って
びっくりしました。

 
 
東京生まれ東京育ちの私に“ふるさと”と呼べるものが
 できました。 夫の実家がある栃木です。 一面の田んぼ、
 林、小川、神社…。 セミやカブトムシが当たり前のような
 顔であちこちにいるし、時間はゆっくり流れて、
 まるでトトロの世界に紛れ込んだみたい!

 (東京出身の女性ラジオネーム・みんみんゼミさん)
 
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鍋っこ遠足では鍋を持参した石川真紀アナウンサー
 
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◆NPO法人 ふるさと回帰支援センターとは◆  
 
この日のパーソナリティー立松和平さんが理事等を務める
「ふるさと回帰支援センター」は 
“ふるさとに帰りたいUターン”、
“ふるさとに住みたいIターン”、
そういった田舎暮らしを希望す人たちと
地域を結びつける活動に取り組んでいます。
 
雪国に移住した人が、その地域の夏しか知らず、
冬になって「大変だ」となる・・・
(立松)
 
そういったことはならないように、様々な情報などによって
地方移住者をサポートしてくださるようです。
 
2~3の地域で住むことも豊な人生を送ることに。
定年で全てが終わるわけではない。
そこから始まることもある。
(立松)
 
ふるさと回帰支援センターについて詳しくは
ホームページをご覧いただくか、電話で問い合わせて下さい。

電話:03-5776-1543
 
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◆「移住」を考えるその前に◆  
 
愛媛県観光交流課 青野昌司さんに電話でお話を伺いました。
 
愛媛県への移住受け入れに積極的に取り組んでいるのが
愛媛県観光交流課。以下、青野さんのコメントです。
 
主にみかんの大産地である温かい地域を中心に
移住受け入れを始めています。

 
観光客誘致がメインですが、
まずは観光を糸口に「お試し」で愛媛県へ、
そこから「長めの滞在」「季節の移住」と段階を踏んで
移住を検討してみてください。

  
体験ツアーを実施しています。
具体的には、「みかんの花や果実を見る」、
生活の目線により「市場や病院の視察」、
「地元の方との交流会」。
交流会では郷土料理を食べながら、移住経験者を交えて
話をすることができます。

 
興味をもたれた方は愛媛県観光交流課へお問い合わせ下さい。
電話:089-912-2492
 
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「移住する時の住居は?」と熱心に質問していた弘兼憲史さん
  
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◆団塊リポート・パート1◆
  
実際に田舎へ移住した方にお電話でお話を伺いました。
 
お一人目は、横浜から秋田に移住してペンションを
経営している菊地純子さん。
 
秋田に来て戸惑ったことを聞くと食文化というお答えが。
漬物といえば「しょっぱいもの」ですが、
こちらでは砂糖をタップリかけるのに驚きました
(菊地さん)
 
リゾートホテル フッシュへは
秋田内陸線 阿仁合駅、荒瀬駅からが便利です。
 
春は 山菜採り  
夏は 森吉山登山、高原での避暑、テニス
秋は 茸がり、紅葉、渓流釣り、鮎釣り
冬は 森吉山樹氷観光、スキー
・・・と、一年中、四季それぞれの楽しみ方ができるそうです。
(ペット同伴も可能)
 
お問い合わせは電話:0186-82-3155(年中無休)
 
ちなみに「フッシュ」の由来は、
菊地さん夫妻がクウェート駐在中にたびたび出かけていた
オーストリアのリゾート地の名称からとったそうです。
 
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◆団塊リポート・パート2◆
  
お二人目は、東京で長年勤め、定年1年前の今年3月に
ふるさとの熊本県天草市へご夫婦で移住された
小野寺ときえさん。
 
熊本県へUターンとなり、ご主人にとってはIターン。
ご両親からの「一緒に暮らしたい」という
要望を受けてのものだとか。
 
周りの人の温かい人情に触れて、
時間が穏やかに流れています
(小野寺さん)
 
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◆「地球と戦え!」~古事の森から 南極観測まで◆
 
立松さんが熱心に取り組む環境問題も話題に。
 
環境のために植林活動にも取り組んでいる立松さん。
 
法隆寺を補修するための、いい木がない。
そこで、森を意識的に作るための「古事の森」を作っています

(立松)

※古事の森とは、神社仏閣など歴史的建造物の修復に必要な
 檜などの巨木を数百年かけて育成する事を目的としたもの。
 

また立松さんは、今年1月に南極の観測にも行かれ、
話題はついに地球規模に発展。
南極での体験はあまりにも衝撃的だったようです。
以下、怒涛の立松語録をどうぞ! 
 
南極でもいろいろ考えました。
南極の話をすると2時間くらい必要ですが・・・

南極は岩の上に氷が最大4千メートル重なっています。
日本の南極観測隊が地下に向かって3千メートルくらい
彫ったところで止まってしまったんです。
その下が、おそらく地熱の関係で凍っておらず、
湖になっていたんです。

 
よくわからないことがたくさんあって
地球というのはあまりにも複雑なメカニズムで
「(地球は)わからない」ということがわかった。

 
地球はやさしくないですよ。
南極の風景のどこがやさしいのか!
「地球にやさしい」というが、
地球は我々にやさしくない。地球は“地球を生きている”

  
環境問題の本質は、
人間とその周辺に「やさしいこと」をしなければいけない。
もう「待ったなし」です!

 
地球の環境を守るということは、
地球のためではなく、我々自身の生命を守るため。
ある意味、地球と戦わなければいけない。

  
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環境問題に力がこもる立松和平さん
 
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◆エンディング ~ 田舎暮らしのススメ◆
 
あっという間の2時間となり、
番組エンディングではあらためて田舎暮らしについて。
  
田舎暮らしは行ったり来たりするのがいい。
僕は時々田舎に行くのが好き。
年に2,3度、岩国に帰ってる。
(弘兼)
  
理由はどんなことでもいいから
行ったり来たりして世界を広げていく。
団塊世代も いつまでも社会のしがらみにいないで、
自分を大切にして、余生を自由自在に生きてほしい。

(都会には) いつでも帰れますから。 (立松)
 
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番組を終えて記念のスリーショット
 
ラジオをお聴きの皆さんはこの日の放送を
どのように感じられたでしょうか?
  
パーソナリティーを務めてくださった立松和平さんの
ホームページもぜひご覧になってみてください。

「和平日記」「和平発言」や出版物などの情報が満載です。
 
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◆番組の中でおかけした曲目◆
 
ふるさとのはなしをしよう / 北原謙二
カリフォルニア・シャワー / 渡辺貞夫
太陽を背に受けて / ジョン・デンバー 
親父殿よ / 川畑アキラ
瞳を閉じて / 荒井由実
 
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次回の放送は9月17日(月祝)午前11時~12時55分
 
どうぞお楽しみに!

第32回 団塊倶楽部 放送終了 2007年08月18日

今回はパーソナリティーに立松和平さんをお迎えして
『田舎自慢・お国自慢 
  ~ おらが田舎のココが素晴らしい!!』
をテーマに
自然、人情、名産・・・
あなたの、ご家族の田舎自慢や思い出、
田舎暮らしについてお送りいたしました。
 
たくさんのメール、FAX ありがとうございました。  
 
放送で採用させていただいた方の中から5名の方に
3000円分の音楽ギフト券をプレゼントさせていただきます。

8/18(土)は立松和平さんが登場! 2007年08月16日

8月の「ドコモ団塊倶楽部」は、
8月18日(土)午前11時からの放送です。 
 
パーソナリティは朴訥な栃木弁でおなじみの作家・立松和平さん。
 
団塊の世代を中心に故郷回帰の動きが強まっています。
戦後の高度成長を支えた団塊の世代が定年を迎え、
それぞれの故郷へ戻って、地域おこしや街づくりに
貢献してくれるのではないか、と期待する声もあります。
 
立松さんは昭和22年生まれの団塊まっただ中で、
弘兼憲史さんとは早稲田大学の同級生。
そして現在は、自らNPO法人「故郷回帰支援センター」
立ち上げ、理事長を務めています。
 
8月の放送は団塊の世代にとっての故郷特集
既に故郷への定住を果たした団塊の世代に電話を繋ぎながら、
その新しいライフスタイル、故郷自慢などを伺います。
 
ラジオをお聴きの皆さんからも、故郷自慢や、
今後故郷で実現したい夢、そのほかあなたの故郷に関すること、
故郷への想いをメールで募集いたします。

コラム:町田忍の団塊コレクション 3回 2007年08月06日

 
『カメラ』 
 
 昨今はカメラといえば、デジタルカメラが主流となってしまった。
もっとも10年ほど前を考えるとフィルム式がまだ頑張っていた時代でもあった。
 
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時代を感じるなつかしのデザイン

 さて、カメラが庶民生活の中において日常的に使用されるようになったのは、つい最近のことである。戦前においてはライカカメラ1台で小さな家が建ったといわれている。参考までに昭和32年の新聞広告におけるカメラの価格をいくつか見ると、3万円~10万円前後となっている。たとえ3万円としても、この頃のテレビが約6万円(現在の約100万円弱)なので、かなり高価なものということが理解できる。
 
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価格に注目! これが当時の新聞広告
 
 したがって、松島トモコさんを広告に起用してヒットした「フジペット」というカメラは、32年当時で1950円という価格で子供たちにもどうにか買ってもらえるカメラとして好評だった。
 この頃はまだモノクロフィルムが主流で町の商店街には必ず写真屋さんがあり、その奥でご主人が現像などの作業としていた。
そんな風景も今は昔のものとなってしまった。
 
(町田忍)

ようこそドコモ団塊倶楽部へ

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「ドコモ団塊倶楽部」は熱い青春時代からラジオを お聞きいただいている団塊世代の皆様に、心地よい 音楽と話題にのせてエールを送り続けている番組です。 番組は毎月1回の放送で、2005年1月よりスタート、 あの頃も、そして今も輝き続ける団塊仲間の方のお話 を伺ったり、懐かしい時代を紐解いてみたり・・・・。 レトロに浸る心地よさと同時に、今をそしてこれからを 楽しんで生きる気分をお届けしています。 番組のスーパーバイザーは1947年生まれ団塊ド真ん中・ 漫画家の弘兼憲史さんと団塊ジュニアを代表して石川真紀アナウンサー。

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dankai@joqr.net