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2008年01月16日
第2話:悲鳴の次にやってきたもの・・・・
背後で起きた悲鳴に、驚く「超ラジ!」一同。
腹黒AD斎藤:「何ですかね?」
モハヨシ「こわーいデスーー」
スタジオから逃げ出して、打ち合わせスペースまで、逃げる超ラジ一同。
その振り返った視線の先には・・・・。
「ツタヤさん?」
このときは、誰も知るよしもなかったのだが、
ツタヤは、謎のホームページを見たことにより、ホームページに表示されたプログラムが発する
急激に人格が凶暴化する特殊な信号を脳に送る新種のウイルス【リアル】に感染し
既に、昔のツタヤとは別人の人格「旧ツタヤ」になってしまっていた。
<脳内をハッキングされ、謎のPCサイトの意思に支配された旧ツタヤ>
ヘタレDことポッキー「ジェイソン?ないしは、ジョンソン?」
そんな間抜けな問いを発した、ポッキーに襲いかかる旧ツタヤ。
「きゃー!」
「ひえー!」
悲鳴がつんざく打合せスペース。
ポッキー「や、やめろ、エリカたん!いや、ツタヤさん!!!」
そんなポッキーの悲しい呼びかけにも聞く耳をもはや持つ様子のない旧ツタヤ。
「わー」
ポッキー「おれたち二人で、超ラジ!月曜日盛り上げてきたってのに、なんでなんだよー!」
その言葉に一瞬、動きの止まる旧ツタヤ。
振り上げた爪を、ゆっくりと引っ込めるツタヤ。
ポッキー「旧ツタヤさん!俺のこと、わかるんすね!!!」
さらに、一歩、下がる旧ツタヤ。
喜びの表情を浮かべて、旧ツタヤに近づくポッキー。
・・しかし・・・。
旧ツタヤの目から流れ出す一筋の赤い涙。
旧ツタヤ「・・・うぐがぁぁぁぁあ、に、にげろぉぉぉ、にげてくれええええ」
ポッキー「え?」
次の瞬間、ツタヤの後ろに回りこんで、1人だけ、その場から逃げ出そうとしていた
腹黒AD斎藤君に掴みかかり、噛み付く旧ツタヤ。
「ぎえーー!!!」
腹黒にふさわしい醜い断末魔の声をあげる旧斎藤。
その悲鳴があたりを切り裂く・・・。
(続く)
投稿者 : 2008年01月16日 03:25