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2021年01月08日

第164回直木賞候補作

直木賞の季節がやってきました!
今回は史上初の緊急事態宣言下での発表となります。
この他にも今回はすべての候補者が初ノミネートと(25年ぶりのことだそうです)、
これまでにないレアな直木賞となっています。それではラインナップをみてみましょう。

芦沢央(あしざわ・よう)『汚れた手をそこで拭かない』(文藝春秋)

伊与原新(いよはら・しん)『八月の銀の雪』(新潮社)

加藤シゲアキ『オルタネート』(新潮社)

西條奈加『心(うら)淋し川』(集英社)

坂上泉『インビジブル』(文藝春秋)

長浦京『アンダードッグス』(KADOKAWA)

「NEWS」の加藤シゲアキさんが候補になったことで、すでに大きな話題になっていますね。
ですが、直木賞に関しては、作者の知名度はあまり関係ありません。
むしろ全員が初ノミネートだからこそ、いつも以上に作品そのものの力が
問われるのではないでしょうか。こちらも虚心坦懐に予想にのぞみたいと思います!


投稿者 yomehon : 2021年01月08日 21:00