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2020年07月06日

第163回直木賞予想はじめます!

来たる7月15日(水)は、第163回直木賞の選考会です。
いつもだと、午後5時から築地の料亭「新喜楽」で開催というパターンですが、
今回は「午後2時より都内にて開催」とあります。
おそらく新型コロナウイルスの感染防止のため、いつもとは違う選考会になるのでしょうね。
受賞者は記者会見の後、選考委員たちと銀座の文壇バーに飲みに行ったりするみたいですけど、
それも今回はどうなるんだろう。

さて、候補作はすでに発表されています。
今回のラインナップは以下の通り。

『伊吹有喜 『雲を紡ぐ』 (文藝春秋)

『今村翔吾 『じんかん』  (講談社)

『澤田瞳子 『能楽ものがたり稚児桜』(淡交社)

『遠田潤子 『銀花の蔵』 (新潮社)

『馳星周  『少年と犬』 (文藝春秋)

以上、5作品です。
今回は混戦になりそうですね。
正直、抜きん出た作品がない、というのが第一印象です。
それでは明日からひとつずつ候補作をみていきましょう。お楽しみに!

投稿者 yomehon : 2020年07月06日 07:00