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2019年07月03日

第161回直木賞候補作

第161回直木賞の選考会まであと2週間となりました。

候補作は既に発表されています。

朝倉かすみさん  『平場の月』(光文社)

大島真寿美さん  『渦 妹背山婦女庭訓魂結び』(文藝春秋)

窪美澄さん   『トリニティ』(新潮社)

澤田瞳子さん  『落花』(中央公論新社)

原田マハさん  『美しき愚かものたちのタブロー』(文藝春秋)

柚木麻子   『マジカルグランマ』(朝日新聞出版)

以上、6作品です。
候補作がすべて女性作家の作品というケースは初めてです。
もっとも、作品を読んでいる時に作家の性別を意識することはほとんどないので、
受賞作予想にはあまり影響はありませんが。
女性作家云々より、むしろ実力派揃いであることのほうが、予想を難しくしています。

では、これからひとつひとつ候補作をみていきましょう。

投稿者 yomehon : 2019年07月03日 07:00