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2015年07月16日
第153回直木賞受賞予想はこれ!
今朝の「グッモニ」でもお話いたしましたが、
今回の直木賞の受賞作は、
以上、2作品の同時受賞と予想いたします!!
「グッモニ」でも、政治になぞらえて(ヘタなたとえですみません)ご説明しましたが、
政局として考えれば、
ベテラン議員なのに大臣ポストに就いたことがない
(6回目のエントリーなのに直木賞を受賞していない)
馳星周さんの『アンタッチャブル』と、
サラブレット2世議員(お母様が時代小説家の澤田ふじ子さん)の
澤田瞳子さんの『若冲』が
入閣(受賞)する可能性が大ではないかと思います。
しかーし!!
ここはやはり政策本位(作品本位)を貫きたいのであります。
向田邦子の再来を思わせる西川美和さんの『永い言い訳』。
物語の無類の面白さを堪能できる東山彰良さんの『流(りゅう)』。
どちらも今年の文学界の収穫ともいえる作品。
胸を張って、自信を持って、この2作を推します!!
投稿者 yomehon : 2015年07月16日 12:01