7月31日放送分後記

皆さま、こんにちは。安藤和津です。
今回お迎えしたゲストは、具志堅用高さんでした。

WBA世界ジュニアフライ級チャンピオンを13回連続で防衛した、
すごい記録の持ち主です!その強さの秘密は何だったのでしょうか。

具志堅さんは石垣島生まれ、子どもの頃は海に山にと裸足で駆け回る
島のガキ大将だったとか。 体のバランスは足の親指でとるそうですが、
石垣島の豊かな自然の中で元気いっぱいに遊ぶうち、
ボクシングで大切なバランス感覚を知らず知らず養っていたんですね〜。

そして、お父様が、なんとカツオの一本釣り漁師!
無口なお人柄だったそうですが、ガッツと闘志に燃える、
「男の中の男」を父の背中に見たそうです。
カツオとの一騎打ち、その戦果をカツオ漁船同士でも競い合う
「海の男」の血をひいているのが具志堅さん。
身を粉にして働く母の姿にも、学ぶことが多かったのだとか。

1具志堅.jpg

そんな具志堅さんがボクサーになるきっかけとなったのが、
高校受験のとき、テストの答案用紙に名前を書き忘れたこと!
無記名だったため受験は失敗。 地元の高校には入れず、
本島の那覇市の高校に推薦入学することになりました。
具志堅さんらしいお茶目なエピソードですね(笑)
でも、これは運命だったのかもしれません。
具志堅さんが進学したのは、スポーツで有名な興南高校。
さらに、下宿先は、
偶然にもボクシングジムが経営する銭湯だったのです。

さまざまな出会いに恵まれ、導かれるようにボクサーの世界へ。
石垣島で培われた闘志と身体能力をもって、
本島でボクサー生活をスタートさせた具志堅さん。
最新著書『ふかあ〜い具志堅用高のはなし』にも、
具志堅さんの生い立ちや爆笑エピソードが満載ですので、
ご興味のある方はぜひ!

さて次回も、引き続き、具志堅用高さんをお迎えします。
どうぞお楽しみに!!

2011.08.01

安藤和津 トークマルシェ

安藤和津さんがさまざまなジャンルで活躍されている方をお迎えして、その時々に興味と関心の高い話題を伺います。安藤和津さんは、エッセイストとして、二人の娘の母として、俳優・映画監督の妻として、CNNの元ニュースキャスターとして、母の介護をしてきた女性として・・・いろいろな視線で優しく面白くインタビューしています。日曜日の朝、トークのマルシェ(市場)へようこそ。


プロフィール

東京生まれ。初等科から高校まで学習院に学ぶ。
上智大学独文科卒業後、イギリスに留学。エッセイストやコメンテーターとしてテレビ番組に出演。夫は、俳優・映画監督の奥田瑛二氏。著書は『女盛りは子育て盛り-Momoko&Sakura』文化出版局、『月うさぎ』奥田瑛二絵、あすなろ書房、『あいうえお-安藤和津の主婦と生活』PHP研究所、『愛すること愛されること』講談社、『てきぱき家事絵本』小学館、『忙しママの愛情レシピ121』講談社、『愛すること愛されること』講談社<講談社文庫>、『さくらうさぎ』奥田瑛二絵、ミキハウス、『オムツをはいたママ-母との愛と格闘の日々』グラフ社、『長い散歩』学習研究社 など