7月10日放送分後記

皆さま、こんにちは。安藤和津です。
今回お迎えしたゲストは、先週に引き続き、
プロスキーヤーの三浦雄一郎さんでした。

これまで数多くの冒険に挑んでこられた三浦さんですが、
なかでも有名なのが、「富士山の直滑降」や「エベレスト滑降」など。
富士山の直滑降では、頂上近くの斜面から、
時速160キロにも達する猛スピードをパラシュートで制御しながら
スキーで滑り降りるという偉業を達成。考えただけでも恐ろしい!
きっかけは、電車の窓から富士山を見ていてパラシュートを思いつき、
「面白そうだな」と思ったからだそうです。
当時、こんなことをやってのけたのは三浦さんが初めて!
そして日本一の富士山を無事に滑り下りた三浦さんは、
「次は世界一だ!」と、前代未聞のエベレスト滑降にチャレンジします。
登る人はいても、スキーで滑るなんて考えられなかった時代。
三浦さんは見事大成功を収め、世界をアッ!と言わせました。
こうやって、尽きることのない冒険心と夢をもった男の人が、
どんどん新しい道を切り拓き、世界を変えていったんですね~。

2三浦.jpg

もちろん、危険と隣り合わせ。何度も命の危機に直面し、
自分の姿を上から見ているような“肉体と魂の分離”もご経験されているとか。
戻ってくるたび、「もう一度、三浦雄一郎の人生を生きるんだ」と、
一人の男のドラマを生きているような感覚になるそうです。
人は“生かされている”ということを、ご自身の体験から実感されている三浦さん。
もう、スケールが大きすぎて言葉になりません!

収録後にも、驚く新事実が発覚しました。
なんと三浦さんの靴には1kgの重りが入っていて、
しかも足首には片足10kgの重しが! 両足で22kg!
番組スタッフが試してみたらなんと
足を持ち上げることができませんでした(笑)
三浦さんの冒険はまだまだ続いていて、2013年には、
80歳でのエベレスト登頂にチャレンジされるそうです。
三浦さん、心の底から、ご無事と成功をお祈りしております!

さて次回は、元フォーリーブスの江木俊夫さんをお迎えします。
どうぞお楽しみに!!

2011.07.11

安藤和津 トークマルシェ

安藤和津さんがさまざまなジャンルで活躍されている方をお迎えして、その時々に興味と関心の高い話題を伺います。安藤和津さんは、エッセイストとして、二人の娘の母として、俳優・映画監督の妻として、CNNの元ニュースキャスターとして、母の介護をしてきた女性として・・・いろいろな視線で優しく面白くインタビューしています。日曜日の朝、トークのマルシェ(市場)へようこそ。


プロフィール

東京生まれ。初等科から高校まで学習院に学ぶ。
上智大学独文科卒業後、イギリスに留学。エッセイストやコメンテーターとしてテレビ番組に出演。夫は、俳優・映画監督の奥田瑛二氏。著書は『女盛りは子育て盛り-Momoko&Sakura』文化出版局、『月うさぎ』奥田瑛二絵、あすなろ書房、『あいうえお-安藤和津の主婦と生活』PHP研究所、『愛すること愛されること』講談社、『てきぱき家事絵本』小学館、『忙しママの愛情レシピ121』講談社、『愛すること愛されること』講談社<講談社文庫>、『さくらうさぎ』奥田瑛二絵、ミキハウス、『オムツをはいたママ-母との愛と格闘の日々』グラフ社、『長い散歩』学習研究社 など