6月19日放送分後記
皆さま、こんにちは。安藤和津です。
今回お迎えしたゲストは、写真家の浅井慎平さんでした。
小麦色の肌に少年のような雰囲気。いつ見ても本当に若々しい!
そしてちょっとした瞬間にかもしだす「男の色気」。
何度お会いしても照れてしまいます(笑)
それにしても、浅井さんが鉱物学者になりたいと思っていたなんて驚き!
浅井さんは、中学時代、岩石や化石などの“石”を集めていたそうです。
永遠を生きてきたものであり、星のカケラでもある。
それらを自分の手で握ることができる“石”に、大変惹かれたのだとか。
当時の浅井さんにとって、鉱物は「永遠を手に入れるためのもの」。
何ともロマンチックですが、その裏には、こんな思いもありました。
人の力ではどうにもできない“無常観”のようなものを、
誰に教えられるでもなく、子どもの頃から感じていたという浅井さん。
人の世のはかなさをずっと小さい頃から感じているなんて、
浅井さんが持って生まれた才能は、
何より、見て、知って、感じる力なのかもしれません。
ただ、悲しみがあるから、喜びがある。
色々なものを乗り越え、経験を積み重ねるからこそ、人としての深みが出る。
浅井さんは、こう語ってくださいました。本当にその通りです!
そうやって自分の中にためていったものが
その方の“佇まい”に表れるのだと思います。
佇まいって、人生がにじみ出たものなんですよね~と、改めて納得!
今の世の中は、新しいものがおそろしい早さで次々と生まれては消え…
自分の中に、じっくり、ためていく作業ってできないんじゃないかしら。
私も厚みのある人間になれるよう、日々精進しなくっちゃ!!
次回も、引き続き、浅井慎平さんをお迎えします。
浅井さんといえば、皆様ご存知の通り、ビートルズの写真集!
どうぞお楽しみに!!