3月13日放送分後記

皆さま、こんにちは。安藤和津です。
今回お迎えしたゲストは、現役プロレスラーであり一児の母でもある
ジャガー横田さんでした。

四人姉妹の末っ子として生まれ、幼い頃は泣き虫で甘えん坊。
ご両親が離婚されたあとは母方の祖父母に預けられ、
母親に会えるのは月に1回という幼少時代を過ごされたジャガー横田さん。

小学生の頃には親しみを込めて「パパ」と呼ぶ義理のお父様ができ、
家族みんなで暮らせるようになります。
しかし、一方では学校で“いじめ”にあった経験も。
大人しくて、けっして自分から前に出るタイプではなかったそうです。
中学時代、片想いをしていた先輩とのエピソードからも、
内気で純粋な女の子だったことがわかりますよね。
当時のお話をされるジャガーさんは、とっても可愛らしかったです♪

そんなジャガーさんが、なぜ女子プロレスの世界に?
きっかけは、中学3年生のときに見たという「ビューティーペア」の試合。
テレビの中で繰り広げられる女同士の闘いに強く惹かれ、
直感的に「これだ!!」と思ったのだとか。
驚くことに、女子プロレスを見たのは、そのときが“初めて”。
まさに運命的な出会い!
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幼い頃よりお母様が苦労している姿を見てきたジャガーさんは、
高校進学よりも、十代で自立する道を選びました。
「負担のかからない自分に早くなりたかった」。これがジャガーさんの思い。
その後、新人募集のオーディションで一次~三次と順調に勝ち抜き、
総勢100名のうち合格者7名の中に見事選ばれることに。
ご両親への報告は、「私、女子プロレスラーになる」だったそうです。
お義父さまもお母様もさぞかしびっくりしたことでしょう。
大人しいとばかり思っていた娘が、突然、そんなことを言い出したんですから!
そのとき、交通費としてもらった3千円を、千円ずつご両親に渡し、
初めての親孝行をされたのだとか。良いお話ですよね。

さあ、次はいよいよ女子プロレス時代のお話に突入です!
次回も引き続きジャガー横田さんをお迎えしてお送りいたします。お楽しみに!!

2011.03.14

安藤和津 トークマルシェ

安藤和津さんがさまざまなジャンルで活躍されている方をお迎えして、その時々に興味と関心の高い話題を伺います。安藤和津さんは、エッセイストとして、二人の娘の母として、俳優・映画監督の妻として、CNNの元ニュースキャスターとして、母の介護をしてきた女性として・・・いろいろな視線で優しく面白くインタビューしています。日曜日の朝、トークのマルシェ(市場)へようこそ。


プロフィール

東京生まれ。初等科から高校まで学習院に学ぶ。
上智大学独文科卒業後、イギリスに留学。エッセイストやコメンテーターとしてテレビ番組に出演。夫は、俳優・映画監督の奥田瑛二氏。著書は『女盛りは子育て盛り-Momoko&Sakura』文化出版局、『月うさぎ』奥田瑛二絵、あすなろ書房、『あいうえお-安藤和津の主婦と生活』PHP研究所、『愛すること愛されること』講談社、『てきぱき家事絵本』小学館、『忙しママの愛情レシピ121』講談社、『愛すること愛されること』講談社<講談社文庫>、『さくらうさぎ』奥田瑛二絵、ミキハウス、『オムツをはいたママ-母との愛と格闘の日々』グラフ社、『長い散歩』学習研究社 など