2月20日放送分後記
皆さま、こんにちは。安藤和津です。
今回お迎えしたゲストは、先週に引き続き、
『チョコレートの奇跡』を先月出版された楠田枝里子さんでした。
チョコレートのお話一つとっても分かるように、
楠田さんは本当に好奇心と探究心に満ちあふれた女性。
「これだ!」と思ったら、目的に向かって突き進む行動力も兼ね備えていて、
その一途ともいえる意志の強さは圧倒されるほどです。
ご存知テレビの司会者としてのお仕事はもちろん、
科学エッセイや絵本、ノンフィクション、
さらには「ナスカの地上絵」の研究・保護活動への支援など
楠田さんの探究心は留まることを知らないみたい(笑)
「ナスカの地上絵」については、
海外を飛び回ってさまざまなものを見てきた楠田さんでも、
内臓がひっくり返るくらいの衝撃をうけたそうです。
日本という国で身につけた美的感覚が通じない、
美しいのか醜いのか分からない。そんな不思議な体験…。
「100回見たら100通りの感動がある」と、楠田さんは語ってくれました。
もうひとつ。楠田さんの危機一髪には、こちらの内臓がひっくり返りました!
セスナのトビラを取り払い、そこから身を乗り出して地上絵の撮影をしていたら、
あるとき座席が外れて落ちかけた!!なんて。
さすがに「もうダメだ」と思ったそうです(笑)
そんな経験があったのに、私が「ナスカの地上絵を見てみたい」と言えば、
「行きましょう!」と二つ返事の楠田さん。本当に素晴らしいフットワーク!
放送には入っていませんが、次にやりたいことをお聞きしたときには、
このようなことをおっしゃいました。
「まだ言えない。まずは自分の中で熟成させてからでないと」。
楠田さんの行動力は、目的意識にもとづいたものなんですよね。あっぱれ!
さて、次回は露木茂(つゆき・しげる)さんをお迎えします。
どうぞお楽しみに!!