1月16日放送分後記
皆さま、こんにちは。安藤和津です。
今回お迎えしたゲストは、
日本が世界に誇る帽子デザイナー・平田暁夫さんでした。
そしてなんと、嬉しいことに奥様の恭子さんも来てくださいました!
平田さんは、私が大好きな先輩のうちのお一人。
ご夫婦そろっていつまでも素敵で、本当に憧れです。
平田暁夫さんといえば、
モードの本場パリで「巨匠」と呼ばれる帽子デザイナーです。
皇后美智子様や雅子様など皇室の帽子から、
パリ・コレクションの帽子デザインまで多彩にご活躍されている方なんですよ。
また昨年3月には、「AKIO et AQUIRAX 平田暁夫の帽子」を出版されています。
現在、86歳。帽子づくりを続けて70年以上というから驚きです!
そんな平田さんにも、もちろん修業時代はありました。
平田さんがお生まれになった1925年は、
モボ・モガで知られる大正ロマン華やかなりし頃。
14歳で東京・銀座の高級帽子店に弟子入りしてからのお話では、
暁夫少年のほほえましい冒険譚も聞くことができましたよね(笑)
しかし時代は1940年代。そうです。太平洋戦争が始まってしまったのです。
お店の職人さんたちが次々と兵隊にとられ、
平田さんは17歳で“チーフ”として帽子の製作を任されることに。
やがて平田さんのもとにも召集令状がきて入隊し、終戦…と、
さすが86年分の人生はまるでドラマのようで聞き入るばかり!
戦後は帽子デザイナーとして独立し、めまぐるしい日々を送ったという平田さん。
さあ、ここからが帽子デザイナー・平田暁夫さんの快進撃!
…というところで、残念ながらお時間がきてしまいました(笑)
次回は、平田さんにとって大きな転機となった渡仏時代のお話や、
奥様である恭子さんとの出会いについてなどもお伺いします。
さらに聞き逃せない最新情報なども…。どうぞお楽しみに!!