1月9日放送分後記

皆さま、あけましておめでとうございます!
新年第1回目のゲストは、前回に引き続き、
ご自身初の小説『だいじょうぶ3組』を発売された乙武洋匡さんでした。

乙武さんファミリーのエピソード、とっても微笑ましいですよね!
上の息子さんが3歳ということで、
今一番ヤンチャな時期でさぞかし大変だろうな~ と思っていたら
お父さんのお手伝いをとってもよくしてくれるというお話に心がほっこり。
きっと、お父さんのことが大好きなんでしょうね。

乙武さんの子供時代はというと、「負けず嫌い」だったそうです(笑)
小学校の頃には、バスケットボール部でオリジナルの技を編み出し、
試合にも出場していたのだとか。その積極性と行動力に脱帽!
乙武さんもおっしゃっていましたが、
今の子供たちは「えぇ~無理!」と始める前から諦めがち。
何事も、やってみなければわかりません!
大切なのは、「自分の可能性」を信じて、とにかくやってみることなんですよね。

2乙武.jpg


とはいえ、簡単なことではなかったはず。
今回、お話をうかがって、
しなやかで強靭な心をもつ方だとあらためて感じさせられました。
そういった心を育んでくれたのが、ご両親なのだとか。
バスケ部に入ったときも、「ああ、そう」と淡白な反応。
本心はものすごく心配だったでしょうが、けっして過保護ではなかったそうです。
親として、見守る勇気。そして時には、突き放す勇気。
これが子供の可能性を広げていくことにつながるんですね。

でも、それだけじゃダメ。
「大丈夫。どんなことでも受け止めてあげるよ」という姿勢が大切だと
乙武さんは小説の中でも語っています。
う~ん、乙武さんの生徒になりたかったわ(笑)
今後は、保育園をつくるという目標もあるそうなので、
そのときには孫をお願いしようかしら!

さて、次回のゲストは、
帽子デザイナーの平田暁夫さんをお迎えします。お楽しみに!!

2011.01.10

安藤和津 トークマルシェ

安藤和津さんがさまざまなジャンルで活躍されている方をお迎えして、その時々に興味と関心の高い話題を伺います。安藤和津さんは、エッセイストとして、二人の娘の母として、俳優・映画監督の妻として、CNNの元ニュースキャスターとして、母の介護をしてきた女性として・・・いろいろな視線で優しく面白くインタビューしています。日曜日の朝、トークのマルシェ(市場)へようこそ。


プロフィール

東京生まれ。初等科から高校まで学習院に学ぶ。
上智大学独文科卒業後、イギリスに留学。エッセイストやコメンテーターとしてテレビ番組に出演。夫は、俳優・映画監督の奥田瑛二氏。著書は『女盛りは子育て盛り-Momoko&Sakura』文化出版局、『月うさぎ』奥田瑛二絵、あすなろ書房、『あいうえお-安藤和津の主婦と生活』PHP研究所、『愛すること愛されること』講談社、『てきぱき家事絵本』小学館、『忙しママの愛情レシピ121』講談社、『愛すること愛されること』講談社<講談社文庫>、『さくらうさぎ』奥田瑛二絵、ミキハウス、『オムツをはいたママ-母との愛と格闘の日々』グラフ社、『長い散歩』学習研究社 など