12月19日放送分後記
皆さま、こんにちは。安藤和津です。
今回お迎えしたゲストは、先週に引き続き、
今年南アフリカで開催されたサッカーのワールドカップで
笛を吹いたサッカー国際審判の西村雄一さん(38)でした。
インタビュー終了後、西村さんが貸してくださった
ワールドカップに参加した審判だけがもらえる貴重なメダルを首にかけて
はしゃぎまくる私とスタッフたち。
西村さんがこのメダルにたどりつけたのは、
下のレベルの試合から1つ1つ丁寧にさばき続けた努力の結果です。
前回、西村さんは18歳から審判の勉強を始められた、という
お話がありましたが、審判を目指されたキッカケが素晴らしい!
昔、指導していた少年サッカーチームの試合で、
判定ミスで試合に負けて、子供たちが泣いてしまったんだとか。
サッカー少年たちを判定で悲しませてはいけないという思いから
西村さんの審判への道が始まったそうです。
18歳でその境地に至ることができた西村さんの心は、とってもキレイです。
久し振りに心がまっすぐな若い方にあったような気がします。
そして、将来の夢は?とうかがったところ、
「次の試合を正確にさばくことだけです」というお答え。
ワールドカップの決勝で笛を吹くことという答えなのかと思いましたが
よく考えたら、次の試合を正確にさばくことが
結果的にワールドカップの決勝につながるんですね。
普通のことを毎日真面目に積み重ねて行く。
一見、平凡に聞こえますが、これがいかに難しく、大変なことか!
自戒をこめつつ(笑)、私も西村さんに見習おうと思います!
西村さん、ありがとうございました!
さて、次回は乙武洋匡(おとたけ・ひろただ)さんをお迎えします!
お楽しみに!