6月20日放送分後記

みなさま、こんにちは。
ゲストに【田原総一朗さん】をお迎えした
1回目の放送はいかがだったでしょうか?

テレビで見る田原さんの歯に衣着せぬ物言いや鋭い眼差し。

私が持っていた田原さんに対するイメージは、おそらく、
みなさんが抱いていらっしゃるイメージと同じだと思います。

でも、お会いした瞬間にその落差にあぜん!
ごあいさつをしてくださった時のとても柔らかい笑顔と
やさしい目。
まるで太陽に暖められた干し草に包まれて寝たような気に。
(実際に寝た事はないですが 笑)

テレビの田原さんは別キャラ・・・。
人って実際に会ってみないとわからないものですね。
改めて、この番組をやらせていただいて、ホントに
幸せとつくづく思いました。

1田原.jpg

田原さんは1934年のお生まれ。
小・中を通して、厳しい時代を生き抜いてこられました。

軍国少年として終戦を迎え、1人泣き腫らして迎えた夜。
それまで灯火管制で真っ暗だった街に
煌々ときらめく“明かり”が戻ってきた時の感動と世界観の反転。

家の窓から新世界を見下ろす田原少年の姿が
映画のワンシーンのようで、
ため息がもれるほど、感動的なエピソードでした。

やさしさの中にも戦争をくぐりぬけて来た芯の強さは
その後、様々な挫折を繰り返しながらも時代の先頭を
きって活躍されている田原さんの真骨頂ですね。

ま、何でも出来ちゃう才能の宝庫なので、
見極めが早すぎる…とも言えるんですが(笑)

次回も新たな一面が次々と語られる、
田原総一朗さんのお話が続きます!
どうぞお楽しみに。

2010.06.21

安藤和津 トークマルシェ

安藤和津さんがさまざまなジャンルで活躍されている方をお迎えして、その時々に興味と関心の高い話題を伺います。安藤和津さんは、エッセイストとして、二人の娘の母として、俳優・映画監督の妻として、CNNの元ニュースキャスターとして、母の介護をしてきた女性として・・・いろいろな視線で優しく面白くインタビューしています。日曜日の朝、トークのマルシェ(市場)へようこそ。


プロフィール

東京生まれ。初等科から高校まで学習院に学ぶ。
上智大学独文科卒業後、イギリスに留学。エッセイストやコメンテーターとしてテレビ番組に出演。夫は、俳優・映画監督の奥田瑛二氏。著書は『女盛りは子育て盛り-Momoko&Sakura』文化出版局、『月うさぎ』奥田瑛二絵、あすなろ書房、『あいうえお-安藤和津の主婦と生活』PHP研究所、『愛すること愛されること』講談社、『てきぱき家事絵本』小学館、『忙しママの愛情レシピ121』講談社、『愛すること愛されること』講談社<講談社文庫>、『さくらうさぎ』奥田瑛二絵、ミキハウス、『オムツをはいたママ-母との愛と格闘の日々』グラフ社、『長い散歩』学習研究社 など