6月13日放送分後記

みなさま、こんにちは。
ゲストに【作家の家田荘子さん】をお迎えした
2回目の放送はいかがだったでしょうか?

前回は、「でん六豆」の商品説明をする女性として
高校時代、テレビに出ていた意外な過去が明らかに!
また、女優を目指して上京し、ひょんなことから
社会風俗を書くライターとなり、
苦労の末に「極道の妻たち」を書きあげた裏話など
まさに紆余曲折、波乱万丈の半生をうかがいました。

感じた事は、家田さんにとって物事は、
「0か100か」しかないということです。
やるならとことんやる。
徹底的に準備をして、ギリギリまでためてためて
あふれ出るという時に一気に取りかかる!
という生き方をされているような気がしました。

2家田.jpg

そして今回は、ずっと心の中で温めていた僧侶に
なるという計画と地道な努力のお話をうかがいました。

僧侶になるシステムも詳しくなかったので、
非常に興味深くうかがいことができましたし
様々な取材の経験から、
「今度は自分が救ってあげたい」
と思うようになったまさに菩薩のような心、
激しい生き方の中にも清らかな精神の核を感じました。

そして、家田さんの根気や粘りが
いかんなく発揮されたお遍路さんの経験談は、
本当に凄まじいのひと言につきます。
軽々しく真似はできませんね。

仏教の世界に飛び込んだ家田さん、
今度はどういった視点でノンフィクション作品を
書かれるのか、とても楽しみです。

それから、まだ諦めきれていない(笑)という
女優さんの道も、
チャンスがあれば是非チャレンジして頂きたいものです!

実に同性として勇気づけられるインタビューでした!

さて、次回は田原総一郎さんをお迎えします。
どうぞお楽しみに。

2010.06.14

安藤和津 トークマルシェ

安藤和津さんがさまざまなジャンルで活躍されている方をお迎えして、その時々に興味と関心の高い話題を伺います。安藤和津さんは、エッセイストとして、二人の娘の母として、俳優・映画監督の妻として、CNNの元ニュースキャスターとして、母の介護をしてきた女性として・・・いろいろな視線で優しく面白くインタビューしています。日曜日の朝、トークのマルシェ(市場)へようこそ。


プロフィール

東京生まれ。初等科から高校まで学習院に学ぶ。
上智大学独文科卒業後、イギリスに留学。エッセイストやコメンテーターとしてテレビ番組に出演。夫は、俳優・映画監督の奥田瑛二氏。著書は『女盛りは子育て盛り-Momoko&Sakura』文化出版局、『月うさぎ』奥田瑛二絵、あすなろ書房、『あいうえお-安藤和津の主婦と生活』PHP研究所、『愛すること愛されること』講談社、『てきぱき家事絵本』小学館、『忙しママの愛情レシピ121』講談社、『愛すること愛されること』講談社<講談社文庫>、『さくらうさぎ』奥田瑛二絵、ミキハウス、『オムツをはいたママ-母との愛と格闘の日々』グラフ社、『長い散歩』学習研究社 など