11月15日放送後

みなさま、こんにちは。
今回お招きしたゲストは、KONISHIKIさん。

みなさまご存知のように元大関の小錦さんです。
私は現役時代の小錦さんを間近で見たことがあるんです。

その時の印象をひと言で表すと“仁王様みたい”。
190センチ近い巨漢で、浅黒い肌、険しい顔つき。
腕を触らせて頂いたんですが、銅像のようにがっしり。
そういえば、まだ小さかった娘が
おびえて泣いてしまった程の大迫力!

そんな思い出をKONISHIKIさんにお話したら、
当時は子供たちが本当に怖がって近づいてこなかった
とちょっと悲しそうに語っていらっしゃいました。

でも、思い出を語る今のKONISHIKIさんのお顔は柔和で、
愛嬌たっぷり。
勝負の世界から離れたせいでしょうか、
表情から角がとれ、若返っています。
会話をしている時のKONISHIKIさんの目の優しさが
とても印象的でした。

1KONISHIKI.jpg


そんなKONISHIKIさんが今見つめているのは、ハワイ音楽。
引退後にCDデビューし、レーベルも立ち上げていらっしゃいます。

スタジオにもウクレレを持ち込み、歌っていただきましたが、
本当に歌がお上手。
それもそのはず、KONISHIKIさんが子供の頃、
ご家族でお食事の前に神様に感謝をささげる歌をうたっていたそうです。

ハワイでは教師から警察官まで
普通にCDを出していたりするそうで
いい意味で音楽の敷居が低いんだそうです。
それだけ音楽が日常生活の中で当たり前の存在なんでしょうね。

KONISHIKIさんが育った地区は
けっして恵まれた環境ではなく、
教育がいきとどかず、犯罪に走る若者が多い場所。
でも、どんなに貧しくても音楽をやっている時だけは
幸福を感じるんでしょうね。

KONISHIKIさんがハワイ音楽を熱く語る姿を拝見すると
KONISHIKIさんにとって音楽が本当に宝ものなんだという
ことがひしひしと伝わってきました。

ちなみに、実は我が家でも
なぜかオペラで会話したりしています。
「♪ご飯ができましたわよ~」みたいに(笑)。
一見、ちょっと異様に見えるかもしれませんが、
音楽が家庭に溢れていると明るくなるものですね。


さて、次回は、KONISHIKIさんの世界を変えた
減量について詳しく伺います。
どうぞお楽しみに!

2009.11.16

安藤和津 トークマルシェ

安藤和津さんがさまざまなジャンルで活躍されている方をお迎えして、その時々に興味と関心の高い話題を伺います。安藤和津さんは、エッセイストとして、二人の娘の母として、俳優・映画監督の妻として、CNNの元ニュースキャスターとして、母の介護をしてきた女性として・・・いろいろな視線で優しく面白くインタビューしています。日曜日の朝、トークのマルシェ(市場)へようこそ。


プロフィール

東京生まれ。初等科から高校まで学習院に学ぶ。
上智大学独文科卒業後、イギリスに留学。エッセイストやコメンテーターとしてテレビ番組に出演。夫は、俳優・映画監督の奥田瑛二氏。著書は『女盛りは子育て盛り-Momoko&Sakura』文化出版局、『月うさぎ』奥田瑛二絵、あすなろ書房、『あいうえお-安藤和津の主婦と生活』PHP研究所、『愛すること愛されること』講談社、『てきぱき家事絵本』小学館、『忙しママの愛情レシピ121』講談社、『愛すること愛されること』講談社<講談社文庫>、『さくらうさぎ』奥田瑛二絵、ミキハウス、『オムツをはいたママ-母との愛と格闘の日々』グラフ社、『長い散歩』学習研究社 など