8月30日放送分後記

みなさま、こんにちは。
今回は森末慎二さんをお迎えしました!!

ご存知、1984年ロサンゼルスオリンピックで、
鉄棒で10点満点の金メダル、跳馬で銀メダル、
団体で銅メダルと 
1つの大会で金・銀・銅3つのメダルを獲得した
体操界のスーパースター!

・・・なんですが、
実は飲み会仲間で、
気分よく酔っている楽しいイメージばかりがどうも強く、
スーパースターだったことを忘れてしまいます。


顔はその人の名刺なんて言いますが
どんな人生を歩んできたかが、
本人が思っている以上に顔にあらわれると思うんです

1森末.jpg


そして、森末さんの笑顔は、
私もテレビで見ていたあの、
見事に着地を決め金メダルに輝いた
ロス五輪の頃から25年たった今も、
まったく同じなのです。
良い人生の積み重ね方をしてきた証拠ですね。

今回、森末さんご本人から伺ったんですが、
着地の時のあの笑顔は、
演技が成功した喜びではなく
全ての重圧から解き放たれ、「おわった~」
という安堵の笑顔だったんですって!

さて、次回はさらに詳しく
オリンピックのお話をうかがいます。
どうぞお楽しみに。

2009.08.31

8月23日放送分後記

みなさま、こんにちは。今回も、前回に引き続き、
山田邦子さんをお迎えしました。

邦子さんは昨年、「スター混声合唱団」を立ち上げ、
乳がんを克服した方々などと一緒に
精力的に活動してらっしゃいます。

なんと、以前トークマルシェに出てくださった
聖路加国際病院の日野原重明先生のアドバイスもあり、
結成する運びになったんだとか・・・。

もちろんボランティアなんですが、
お話をうかがって驚いたのは、邦子さんの行動力!

合唱団にオファーがあると、どんな地方でも、
まずご自分で下見に行くんだそうです。

ご自分のお仕事をちゃんとされたうえで
さらにボランティアにも本腰を入れて取り組む・・・。
生半可な精神力ではとても実行できません!

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でも、自ら行動することによって、
予想外の協力が得られるものです

邦子さんが数人の学生と会話したことをきっかけに、
その輪がどんどん広がり、
今度、その時交流を深めた学生達と大きなイベントを
行う予定があるそうです。

こんな経緯から、上の世代からは「意思がない」と
断定されがちなイマドキの若者も、
こちらが道を示してあげれば彼らなりの道を
どんどん歩けるんだ、ということが
邦子さんもわかったそうです。まさに同感!


2週間にわたり邦子さんのお話をうかがって、
えたものは、恐れず前に進む行動力!
頭でウジウジ考えていてもダメなんですね。
とにかく行動に移してみる!見習わなきゃ。

さて、次回のゲストは、森末慎二さんをお迎えします。
どうぞお楽しみに。

2009.08.24

8月16日放送分後記

みなさま、こんにちは。
今回は山田邦子さんをお迎えしました!!

邦子さんがお話を始めると、
その場が一瞬にして明るくなります。
ほんと不思議な力だと思います。

みなさんご存知のように、
邦子さんは乳がんを克服し、
以前とまったくかわることなく
精力的にお仕事をしてらっしゃいます。

 ※乳がんが見つかるキッカケになったテレビ番組は、
実は私も共演していました。
本当にビックリしたことを覚えています。

1山田.jpg


放送で邦子さんもおっしゃっていましたが
周囲はネガティブにとらえてしまいがちですが
ご本人にしてみれば迷惑な話かもしれません。

もちろん気を使うべき時もあるとは思いますが、
早期発見を心がけ、治療すれば治るのが乳がん。
邦子さんの変わらず元気なお声を聞けば、
みなさんもおわかりになると思います。

とにかく、早期発見と定期検査が重要!
面倒くさがらずに、自分の体ですからこまめに
チェックしようと私自身も考えさせられました。

さて、次回は、邦子さんが今、
力を入れている活動についてお聞きします。
どうぞお楽しみに。

2009.08.17

8月9日放送分後記

みなさま、こんにちは。今回も、前回に引き続き、
デザイナー、プロデューサーの山本寛斎さんを
お招きしました。

世界各国で大きなイベントを開催されているお話は
前回たっぷりとうかがいました。

そして、イベントを通して、寛斎さんがただ派手な
エンターテイメントを行っているわけではなく、
その後にちゃんと種をまいている、という
今まで報じられていない事実もあきらかになりました!

そんな寛斎さんがショーの中で常に取り入れているのが
日本文化。

寛斎さんが日本文化を世界に発信するのは、
元々持っていたその独特な色彩感覚と、
西欧とは違う芸術に関するとらえ方に魅力を
感じたからだそうです。

2寛斎.jpg


寛斎さんも例にあげていらっしゃいましたが、
室町から江戸時代まで活躍した狩野派の画家たち。

額縁の閉じられた世界で絵が完結する西洋の絵とは違い、
狩野派が描くのは、内裏や城郭、寺院などの障壁画、
扇の小さな画面に至るまで、1つの空間をキャンバスに
絵をその一部とする独特な作品ばかり。

そして、織田信長に代表される派手な色遣いも日本独特。

かねてから、私も日本は色の文化だと思っていたので、
寛斎さんのお話に納得することだらけ。

当然と言えば当然なのですが、寛斎さんはそこまで
日本文化を研究して、ご自身のイベントに応用。
だから、あんなド派手で大きな空間を使う演出が
生まれるわけなんですね。

メディアが報じる寛斎さんのハイテンションな
キャラクターだけにとらわれていては、
その深くて広い真の意図をなかなか捉えることは
できません。

そして、イベントが壮大なだけにやるとなったら
相当な労力を必要とします。

それを私より年上の寛斎さん(1944生まれ)が
現役バリバリでやられていることは
感動でもあり、また、励みにもなります。

人生へのすさまじいエネルギーを放出されている
寛斎さんには遠く及ばないですが、
私も負けないようにがんばるしかないですね!

そして、なぜ寛斎さんがそこまで全力で取り組めるのか
うかがったら、こうおっしゃいました

「毎日、覚悟している」

実は、私も同じような心がまえで毎日を送っています。


お名前は知っていても、深い部分で理解し得なかった
人間・山本寛斎さんの、真実の一部に触れられた2週間でした。

さて、次回のゲストは、山田邦子さんをお迎えします。
どうぞお楽しみに。

2009.08.10

8月2日放送分後記

みなさま、こんにちは。

今回のお客様は、デザイナーでプロデューサーの
山本寛斎さんでした。

寛斎さんと聞いて、皆さまが思い浮かべるイメージは、

カラフルで個性溢れる派手な衣装(コスチューム)
ハイテンションなキャラクター

と言ったテレビなどで植え付けられたものかもしれません。


かく言う私も、正直に申し上げて、寛斎さんの本当の姿や
真意を今まで知りませんでした。

今回、きちんとお話しする機会を得られて初めて、
「山本寛斎」なるスーパーキャラクターを少し理解できた
ような気がします。

今回はスーパーショーをはじめ、寛斎さんが世界各国で
行っているビッグイベントのお話を中心にうかがいました。

1寛斎.jpg


参考までにこれまで寛斎さんが行った世界のイベントは、
93年「ハロー!ロシア」
95年「ハロー!ベトナム」
97年「ハロー!インディア」
00年「ハロージャパン」・・・などなど

そして今年は5/23にインドネシアにて
「いのちの祭 in Indonesia」を開催。

事前に資料DVDを拝見させていただいたのですが、
イベントは本当に壮大で躍動感あふれるものでした。

人はその表面的な派手さに目が行ってしまいます。
ビッグイベントを“収穫”とするならば、寛斎さんは
収穫物を盛大に刈り取ってみせているようなものです。

でも、その後に何も残さないのでは、次の収穫が獲られません。
実は寛斎さんはイベントの後にちゃんと種をまいているのです。

例えば、1995年のベトナムでのスーパーショーのあと。
お金の管理もする総合プロデューサーである寛斎さんは、
黒字になったので地元の大学に寄付。デザイン科の創設を陰
から応援したのです。

そして、第一期の卒業生が巣立つとき、
寛斎さんは大学に招待され、成長した彼らの姿を見て
感激したとおっしゃっています。

こういった事実は、報道されていませんよね。
今回じっくりお話をうかがうことで寛斎さんの本当の思いを
お聞きできたことは、私にとっても大きな収穫でした。

2009.08.03

安藤和津 トークマルシェ

安藤和津さんがさまざまなジャンルで活躍されている方をお迎えして、その時々に興味と関心の高い話題を伺います。安藤和津さんは、エッセイストとして、二人の娘の母として、俳優・映画監督の妻として、CNNの元ニュースキャスターとして、母の介護をしてきた女性として・・・いろいろな視線で優しく面白くインタビューしています。日曜日の朝、トークのマルシェ(市場)へようこそ。


プロフィール

東京生まれ。初等科から高校まで学習院に学ぶ。
上智大学独文科卒業後、イギリスに留学。エッセイストやコメンテーターとしてテレビ番組に出演。夫は、俳優・映画監督の奥田瑛二氏。著書は『女盛りは子育て盛り-Momoko&Sakura』文化出版局、『月うさぎ』奥田瑛二絵、あすなろ書房、『あいうえお-安藤和津の主婦と生活』PHP研究所、『愛すること愛されること』講談社、『てきぱき家事絵本』小学館、『忙しママの愛情レシピ121』講談社、『愛すること愛されること』講談社<講談社文庫>、『さくらうさぎ』奥田瑛二絵、ミキハウス、『オムツをはいたママ-母との愛と格闘の日々』グラフ社、『長い散歩』学習研究社 など