8月2日放送分後記

みなさま、こんにちは。

今回のお客様は、デザイナーでプロデューサーの
山本寛斎さんでした。

寛斎さんと聞いて、皆さまが思い浮かべるイメージは、

カラフルで個性溢れる派手な衣装(コスチューム)
ハイテンションなキャラクター

と言ったテレビなどで植え付けられたものかもしれません。


かく言う私も、正直に申し上げて、寛斎さんの本当の姿や
真意を今まで知りませんでした。

今回、きちんとお話しする機会を得られて初めて、
「山本寛斎」なるスーパーキャラクターを少し理解できた
ような気がします。

今回はスーパーショーをはじめ、寛斎さんが世界各国で
行っているビッグイベントのお話を中心にうかがいました。

1寛斎.jpg


参考までにこれまで寛斎さんが行った世界のイベントは、
93年「ハロー!ロシア」
95年「ハロー!ベトナム」
97年「ハロー!インディア」
00年「ハロージャパン」・・・などなど

そして今年は5/23にインドネシアにて
「いのちの祭 in Indonesia」を開催。

事前に資料DVDを拝見させていただいたのですが、
イベントは本当に壮大で躍動感あふれるものでした。

人はその表面的な派手さに目が行ってしまいます。
ビッグイベントを“収穫”とするならば、寛斎さんは
収穫物を盛大に刈り取ってみせているようなものです。

でも、その後に何も残さないのでは、次の収穫が獲られません。
実は寛斎さんはイベントの後にちゃんと種をまいているのです。

例えば、1995年のベトナムでのスーパーショーのあと。
お金の管理もする総合プロデューサーである寛斎さんは、
黒字になったので地元の大学に寄付。デザイン科の創設を陰
から応援したのです。

そして、第一期の卒業生が巣立つとき、
寛斎さんは大学に招待され、成長した彼らの姿を見て
感激したとおっしゃっています。

こういった事実は、報道されていませんよね。
今回じっくりお話をうかがうことで寛斎さんの本当の思いを
お聞きできたことは、私にとっても大きな収穫でした。

2009.08.03

安藤和津 トークマルシェ

安藤和津さんがさまざまなジャンルで活躍されている方をお迎えして、その時々に興味と関心の高い話題を伺います。安藤和津さんは、エッセイストとして、二人の娘の母として、俳優・映画監督の妻として、CNNの元ニュースキャスターとして、母の介護をしてきた女性として・・・いろいろな視線で優しく面白くインタビューしています。日曜日の朝、トークのマルシェ(市場)へようこそ。


プロフィール

東京生まれ。初等科から高校まで学習院に学ぶ。
上智大学独文科卒業後、イギリスに留学。エッセイストやコメンテーターとしてテレビ番組に出演。夫は、俳優・映画監督の奥田瑛二氏。著書は『女盛りは子育て盛り-Momoko&Sakura』文化出版局、『月うさぎ』奥田瑛二絵、あすなろ書房、『あいうえお-安藤和津の主婦と生活』PHP研究所、『愛すること愛されること』講談社、『てきぱき家事絵本』小学館、『忙しママの愛情レシピ121』講談社、『愛すること愛されること』講談社<講談社文庫>、『さくらうさぎ』奥田瑛二絵、ミキハウス、『オムツをはいたママ-母との愛と格闘の日々』グラフ社、『長い散歩』学習研究社 など