6月28日放送分後記
みなさまこんにちは!
今回のお客様は、前回に引き続き、
作曲家の宇崎竜童さんでした!!
みなさんご存知のように、
宇崎さんの奥さまは作詞家・作家の阿木燿子さん。
山口百恵さんを中心に、夫婦二人三脚でヒット曲を
生み出し続けていらっしゃいます。
そんなお2人の最初の出会いは、サークルの勧誘!
明大の軽音楽クラブに入った宇崎さんは、
先輩から女の子を勧誘してこい!と命じられました。
そして、最初に声をかけたのが阿木燿子さん・・・。
阿木さんが校内を歩いているところを宇崎さんが
適当に声をかけたなんて、これはまさに運命!!
しかし、それから結婚するまでなんと8年!
そして、まだ3回目のデートで宇崎さんは
「君と結婚することになってるからよろしく」
と阿木さんにおっしゃったんだとか!?
なんと大胆な!まだ手も握っていない段階で・・・。
ア然としてしまいますが、宇崎さんは
2人は結婚するとピーンと感じたそうです・・・。
でも、実は宇崎さんはものすごい硬派。
結婚するまでお2人は、両家の両親をまじえた
まるで中高生のようなお付き合い、
(今の子の方がおませかも・・・)
しかも、宇崎さんは正式に結婚するまで
健全なお付き合いを守ったそうです。
良き時代の良き恋愛・・・なんて素敵なのでしょうか。
宇崎さんは根っこが“昭和の人”なんだと思います。
前回、お父様が明治生まれの船員さんというお話が出ましたが
おそらく明治気質をもったお父様の影響なんでしょうね。
いや~ホントにご夫婦のエピソードをたっぷり伺ってご馳走様です!
ご馳走様と言えば!・・・ちょっと宣伝させて下さい!
私がプロデュースするオーガニックレストランが
場所をかえてリニューアルオープンしました!
新しいお店の名前は、「キッチン シュフシェフ」
主婦メニューとシェフメニューのお店です。
(店名は私のダジャレ!ちょっといいでしょ?)
港区赤坂2-8-11 初穂マンション赤坂102
03-3568-8035
営業時間 ドリンク&ディナー 18:00~25:00
(フードのラストーダーは22:30)
定休日 日曜日
ぜひお越し下さいませ!!お待ちしています。
さて、次回はデザイナーのドン小西さんをお迎えします。
どうぞお楽しみに。
6月21日放送分後記
みなさまこんちには!
今回お迎えしたお客様は、作曲家の宇崎竜童さん。
長年の謎がやっと解けました!その謎とは・・・?
かつて、あの松崎しげるさんや堀内譲さん(マーク)、
日高富明さん(トミー)が結成していた「ミルク」という
バンドがありました。(トミー、マークのお2人はその後、
この番組にお招きしたあの大野真澄さんと「ガロ」結成。)
私は彼らと仲良しで、「ミルク」の楽屋に遊びに行った時、
マネージャーが、
「おはようございます!」
と超低音で入って来ました。
その声がえらくドスがきいていて、
スーツでビッシリと決め、髪型もキッカリ七三分けの
その外見と声のあまりの落差にビックリ!
何十年たった今でもその時のシーンを鮮明に覚えている程です。
驚きの出会いから数年後、2度目の衝撃はテレビ画面!!
テレビを見ていると、あのマネージャーさんらしき人が
つなぎ服にリーゼントできめて
バリバリのロックバンドで歌っているじゃないですか!?
それが「ダウンタウンブギウギバンド」。
確信はなかったのですが、歌っているのは
あの時のマネージャーさんじゃないかしら?という疑問を
ずっと抱き続けていました。
でも、宇崎さんとはそれ以来接触するタイミングがなく、
確かめることが出来なかったのですが、今回ご本人から
「そうです」というお返事をいただき、やっとく納得!
なんでも、宇崎さんの義理のお兄さんが、
音楽プロダクションをやられていて、大学を卒業した
宇崎さんは、ひょんなことからその会社へ就職。
マネージャーさんをやられていた時期があるそうなんです。
私が七三分けスーツの宇崎さん(もちろんサングラスなし)
に出会ったのはそんな時だったんですね!
その時、私を驚かせた宇崎さんのひく~い声ですが・・・、
なんと小学生時代からあまり変わっていない!
という衝撃の事実も今回明らかになりました!
ドスのきいた声のランドセル姿の小学生ですか~(笑)。
・・・なんということでしょうか!?信じられません!
そんな宇崎さんの小学生時代から大学までのお話を聞くと
“まじめで、人生、無理をしていない”という印象でした。
妙な欲もなく、流れのままに大学まで進学、そして、就職。
“流される”のではなく、やけに成熟した自己分析力で、
“無理せず流れるに乗る”というのが正しいかもしれません。
そんな宇崎さんが自分を曲げて無理をしたのが、
「ダウンタウンブギウギバンド」。
マネージャー時代のまじめできっちりした格好の姿が
宇崎さんの本当の姿。
それがつなぎ服にリーゼントですから、まさに真逆!!
昔のマネージャー時代を知る音楽業界の人たちに
バレないようにサングラスをしたという意外エピソードも
うなずけます。
いやはや、長年の謎が解明されたと思ったら、
意外なエピソードの連続で楽しい対談でした!
さてさて、次回は、宇崎さんと奥様の阿木燿子さんとの
これまた信じられない秘話をうかがいます!お楽しみに!
6月14日放送分後記
みなさまこんにちは!
今回のゲストは、前回に引き続き、
医師で登山家の今井通子さんでした。
前回もお伝えしたように、今井さんは、
子供の頃からお父様に毎週のように山に連れだされ、
自然を全体として捉える力をつけていきました。
登山家なら誰もが夢見るヨーロッパ3大北壁など、
難しい登攀にも女性としてはじめて成功されています。
そんな鉄人にも失敗はつきもの。
今井さんはチョモランマに2回挑戦し、2回とも失敗。
今回はその時の貴重な体験をうかがうことができました。
まず1回目は1983年 中国側のチョモランマ(エベレスト)を
北壁冬期登山隊長として遠征しましたが、8100mで断念。
1985年に再びチョモランマへ挑みますが8,450mにて断念。
チョモランマは8,848m・・・もうあとちょっとだったんです!
これは相当悔しいはずなんですが、今井さんはサッパリしたもの。
断念直後は確かに歯噛みしたそうですがすぐに気持ちをスイッチ。
今井さんの考えはこうです・・・
1回目の失敗を教訓に、2回目のチャレンジの時はありとあらゆる
ことを想定し、完璧とも言えるほどの準備をして挑んだそうです。
それでも手が届かなかった・・・ということは、チョモランマが、
今井さんたちの想像をはるかに超える強敵だったということ。
「失敗しても全力をつくしたんだから、満足」
この言葉は本当に心身ともに極限まで出し切った人が言える言葉。
何をやっても後悔ばかりの私にはまだまだ到達できない心境です。
(ちなみに冬期チョモランマ登攀はいまだ誰もなし得ていません)
こういった険しい山に挑み続けてきた今井さんは
環境問題に対する考え方も独特。このようにおっしゃっています…
「子供に木を切ってはいけないと言うのではなくまず切らせてみる」
一見、環境保護と矛盾しているように見えますが、どんどん切れ!
というわけじゃなく、何をするにも「自然と切り離しちゃだめ」と
言うことなんだと思います。
確かに1度切れば、年輪が見れて、木がここまで成長するには
気が遠くなるような時間がかかっていることを知ることができます。
目から鱗、なるほど納得の考え方でした。
2週を通して今井さんのお話を聞き、登山嫌いの私もためしに
家族で山登りをしてみようかな…という気持ちになりました。
(ただし、低い山ですよ!)
さて、次週は宇崎竜堂さんをお迎えします。どうぞお楽しみに。
6月7日放送分後記
みなさまこんにちは!
今回のゲストは、医師で登山家の今井通子さんでした。
学生時代から本格的な登山をはじめ、
1967年、世界で初めて女性パーティーの遠征隊長として
アルプス・マッターホルン北壁の登攀に成功したことを皮切りに、
女性として初のヨーロッパ3大北壁を制覇とそうそうたる実績
(’69年アイガー北壁、’71年グランドジョラス北壁)
を誇る今井さんはそんじょそこらの男もかすむこの経歴からは、
どんなマッチョな?女性と思いきや
外見は全然小柄で日焼けしたお顔にはちゃんとメイク!
今井さんのどこから世界中の山を制覇するほどのバイタリティが
溢れ出てくるのか?以前から気になっていたんですが、
今回お話をしてみて、今井さんのご両親とくにお父様に力の源が
あるんじゃないかと思いました。
群馬出身で自然が大好きのお父様、満洲出身で自然が苦手のお母様。
今井さんはそんなご両親の間に生まれました。
今井さんご自身は生まれも育ちも東京という都会っ子なのですが、
お父様の意向で週末は毎週のように山やスキーに連れだされました。
そして、お父様の教えはまさに獅子がわが子を千尋の谷につき落とす
という言葉を思い出すほど、突き放したものだったようです。
その中で、今井さんが獲得したのが、モノゴトを全体として捉える力。
目の前にあるモノだけじゃなく、遠くまで見渡し、全体としてとらえ、
その中で自分のポジションをしっかりつかむ力は、教科書や言葉では
なかなか習得しようと思ってもできるもんじゃありません。
これを今井さんは、脳の中でイメージを“映像として焼き付けておく”
と表現していました。言葉ではなんとなくわかっても難しいですね!
この力が後に医大に受かる理系の頭と、物事を1つ1つ冷静に着実に
進めていく登山の力を培っていったのではないでしょうか?
だから、今井さんの話の進め方、物事の考え方はいたって理論的。
この部分は女性がもっとも不得意な分野ではないかと思いますが、
今井さんはお父様の薫陶を受けて自然に身についたんでしょうね。
自分を理論的に分析する力と自然の中でも物事を全体で捉える力。
これを武器に今井さんはまるで自分の体を実験しているかの様に
登山に挑んでいます。
登山中も今井さんはわりと冷静で、
「あ、こんなことが出来た・・・」とか「これは無理ね・・・」
と判断できるんだそうです。また、出来た時の喜びがたまらなく
快感だとも言っていました。
登山とは無縁(というかチョー苦手!)な私にもなんとなく登山の
魅力がわかった・・・ような気がしました。
さて、次回は、そんな今井さんでも2回とも失敗した
チョモランマへの挑戦などをうかがいます。どうぞお楽しみに!
5月31日放送分後記
みなさま、こんにちは。
前回に引き続き、今回も【あべ静江】さんをお迎えしました。
前回は、「外見は女性、中身は男性」ということが発覚した
あべ静江さんですが、
今回さらにあべさんの「男性」がこれでもか!というぐらい
出ました。
例えば、家電オタクであることが発覚!
私なんかは分厚い説明書を見るだけで目まいものですが、
あべさんは、隅から隅まで熟読するそうです。
「ある機能は全部使いたい」
これがあべさんの家電に対する情熱。
今、あべさんが使っている洗濯機は回っている中の様子が
見られるタイプなんだとか。
回っている様子を眺めるのがあべさんにとって、至福の時。
「みずいろの手紙」をかわいらしく歌っているあべさんの
姿とあまりにもかけ離れていることにビックリ仰天です!
さらに、携帯電話オタクであることも発覚!
現在、各携帯メーカーごとに
3台も所有しているというあべさん。
ドコモの友人の電話はドコモで受け、
auの人はau、ソフトバンクの人はソフトバンクと
使い分けているそうです。
この徹底ぶりとコダワリ。
聞いている私は頭がクラクラしてきちゃいました。
お話を聞いて、あまりにもおかしすぎて涙を流しながら
正直、あべさんは女性なのか男性なのか?
私にはわからなくなってしまいました。
そうかと思うと、ジュエリーデザイナーとして
デビューしたあべさん。
宝石といえば女性らしさの象徴。
自分でデザインすることが好きなあべさんの男性の部分と、
華やかなモノが好きな女性の部分が見事にドッキングした
あべ静江さんならではの特技なのではないでしょうか?
※スタジオにもあべさんデザインの華やかなジュエリーを
身につけていらっしゃいました!う、うっ、まぶしい!
いやはや、やっぱりあべ静江さんは、
やっぱり「外見は女性、中身は男性」!
これは間違いありません!
さて、次回は、世界的な登山家で医師の今井通子さんを
お迎えします。どうぞお楽しみに。