2月22日放送分後記

みなさま こんにちは~!
さあ、今回のゲストは【女優の美保純】さんでした!

スタジオブースの中に入る前に、いつものように美保さんにご挨拶!
・・・のはずが、
目と目が合った瞬間2人でしゃべるはしゃべるはのマシンガントーク!
そして、いざスタジオに入って気付いたんです…私達初対面だった!

いや~ビックリしました~。
ずっと前からの知り合いみたいな気がしちゃって。
垣根が全然ない!
こんなことって滅多にあるもんじゃあありません!

美保さんと昔一緒に仕事をしていたスタッフによると、
美保さんにはそんな不思議な力があるんだとか?
どうりで映画やテレビでどんな役を演じているときでも、
画面を通して「何だか近い」ってずっと感じていたわけね。
納得!

1美保純  小.jpg

それから、子供時代のエピソードを聞いて
「なるほど」と思いました。
クラスに必ず1人はいませんでしたか?
美保さんみたいなちょっとおませさんな女の子が!
中学生時代に、映画館でポルノを見て興味を持つなんて、
感性がかなり個性的?
というよりも思考回路は男の子に近かったんでしょうね。

そして、何と言っても
新しいモノにすぐ飛びつくアンテナの敏感なこと!
ご自身でもおっしゃってましたが、
やることなすことが先取り!早過ぎ!
それは今も変わってないみたいです。
だからこそ美保さんがいつまでも若くいられる秘訣
なんでしょうね。
間近で見て、目の前でお話をして、
顔もボディラインも頭の中もすっご~く若いって
本当に思いました。
みならわなきゃ!(無理かも~トホホ)

さて次回は“映像作家”の美保純さん、
さらに“オタク”の美保純さんに迫りますよ!
どうぞお楽しみに!

2009.02.23

2月15日放送分後記

今回のゲストは、前回に引き続き俳優の内田朝陽さんでした。

実は前回もですが、内田さんと面と向かってお話するなんて、かなりテレちゃいました!
というのも、内田家とは公私にわたって昔からお付き合いがあり、ちょくちょく会っていたので、私の中ではまだまだ“あどけなさの残る朝陽少年”のイメージが強かったんです。

今回、約1年半ぶりに会ってビックリしちゃいました!
だってだって、その少年が、ヒゲなんかはやしているではありませんか!?
しかも、ヒゲのせいか、かなり大人の男前になっているではありませんか!?
(映画の役作りでヒゲをはやしたままだったそうですが・・・)

2内田小.jpg

そして、ドキドキしながら迎えた2週目!
前回、イジメを受けていたことを告白してくれましたが、内田さんは自分を変えるため一念発起!なんと俳優を目指します。

「自分を変える」
言葉で言うのは簡単ですが、実行に移すキッカケを見つけるのが意外と大変!

内田さんのそのキッカケは中学生の頃見たロックバンドのライブだったんですが、凄いのは、それを許してくれたご両親。そのロックバンドって、親としては子供にはあんまり見せたくないタイプの過激なライブで有名なんです。

でも、ただ許すだけではなく、その後ご両親が、そこから何を感じ・何を得たのかを聞いて子供なりにちゃんと判断させる、といったしっかりしたフォローをきっとされたんだと思います。こういったご両親のフォローがあったからこそ、のちに内田さんが俳優を目指すというプラスの力が働いたのではないでしょうか?

「その時、マイナスだったことも後でプラスになる。」
こんな言葉が思い浮かびました。多感な時期の子供を育てる親御さんにとっては、内田さんの成長過程はとっても参考になるし、励みになるんじゃないでしょうか?

まだ若いのに、こんなに波乱万丈な人生だったなんて、人にはマイナスをプラスに変える力があるということを再認識できた2週間でした。内田さんのこれからの活躍が楽しみです!
さて、次回は女優の美保純さんをお迎えします!どうぞお聞き逃しなく!!

2009.02.16

2月8日放送分後記

今回のゲストは俳優の内田朝陽さんでした。

放送でも言いましたが、内田さんとの最初の出会いは“文章”でした。ある作文コンクールに応募してきた当時14歳の内田朝陽少年のあまりの文章のうまさに、本当に本人が書いたものなのかどうか?私を含めた審査員一同疑ってしまったのです。

そして今回、初めて知ってビックリしたのは、実は本人は「作文をコンクールに出したくなかった」ということ。当時の朝陽少年にとって、作文や詩は誰にも打ち明けられない心のうちをかたちにしたまさに「裸の朝陽少年」そのもの。けっして人に見られたくない心の日記だったんですね・・・。

放送で内田さんご本人の口から明かされましたが、朝陽少年は学校でイジメにあったり、ちょっと普通とは違う家庭環境の中で少年時代を送っています。

1内田小.jpg


変わった家庭環境というのは、これは仕方のないことですが、ご両親がフレンチレストランを経営しているため、親(私もよく存じ上げていますが、明るくてパワフルなお母様です!)と一緒にいられる時間が少なかったことが朝陽少年に与えた影響は大きかったのではないでしょうか?

内田さんも「夜眠れなかった」と語っていましたが、実は私も同じような環境で育ったのでもの凄くその気持ちが分かります。とくに男の子だったら、その寂しさははかりしれないものがあったでしょう。親の知らない子供の心・・・子を持つひとりの母親として胸にぐっとくるものがありました。

内田さん本人も「今はもう書けない」とおっしゃるほど、想像力豊かな作文や詩がたくさん収められた『もしも お月さまが さくらのような ももいろで』(講談社)。子供はもちろん、親御さんも一緒に読むことをおすすめします!

さて、次回も俳優の内田朝陽さんがお客様!
引っ込み思案だった内田少年がいかに一大決心をして俳優を目指すのか?

2009.02.09

2月1日放送分後記

今回のお客様は先週に引き続き、俳優の宝田明さんでした。

前回、満洲からの引き揚げ経験と引き揚げ船で見た船の艦長さ
んの姿が、現在上演中のミュージカル「タイタニック」の艦長
役に役だっているという秘話がありました。

エピソードからもわかるように、戦前、戦中、戦後を大陸で暮
らしたという宝田 明さん。

たしかに、そう言われると、宝田さんの立ち居振る舞い、醸し
出すおおらかな空気が“大陸的”だと感じる部分がありました

そういえば2週とも、打ち合わせ場所でもスタジオでも、75
歳というお歳を考えたら驚くほど背筋がピンとまっすぐ!あの
ハンサムでダンディな宝田さんのイメージそのままでした!

2宝田小.jpg


そんなおおらかでハンサムな宝田さんの雰囲気が一変したのが
、満洲で生き別れ、シベリアに抑留されていたお兄さんのお話
になった時。

経験した方しか語ることのできない壮絶なお話に、ただただう
なずくことしかできませんでした。

普段、私たちは簡単に、辛いだの、苦しいだのと言いますが、
これからは恥ずかしくて言っていられないと強く思いました。

また、宝田さんの映画スター時代のお話にも感動!特に尊敬す
る監督として、なんと自分と同じ!成瀬巳喜男監督をあげられ
たことにさらに感動です。

若かりし頃の宝田さんが、セリフのないわずか20秒のシーン
を成瀬監督にNGを出されながら、1,2日もかけて撮影した
という「放浪記」のエピソードは、凄い時代だったんだなと思
うと同時に、インディーズで映画を作っている身としてはうら
やましい限り!!

さっそく成瀬作品の中から若かりし頃の宝田さんが四苦八苦さ
れた20秒のシーンを探してみたいと思います!

さて、次回は、俳優の内田朝陽さんをゲストにお迎えします。
どうぞお楽しみに。

2009.02.01

安藤和津 トークマルシェ

安藤和津さんがさまざまなジャンルで活躍されている方をお迎えして、その時々に興味と関心の高い話題を伺います。安藤和津さんは、エッセイストとして、二人の娘の母として、俳優・映画監督の妻として、CNNの元ニュースキャスターとして、母の介護をしてきた女性として・・・いろいろな視線で優しく面白くインタビューしています。日曜日の朝、トークのマルシェ(市場)へようこそ。


プロフィール

東京生まれ。初等科から高校まで学習院に学ぶ。
上智大学独文科卒業後、イギリスに留学。エッセイストやコメンテーターとしてテレビ番組に出演。夫は、俳優・映画監督の奥田瑛二氏。著書は『女盛りは子育て盛り-Momoko&Sakura』文化出版局、『月うさぎ』奥田瑛二絵、あすなろ書房、『あいうえお-安藤和津の主婦と生活』PHP研究所、『愛すること愛されること』講談社、『てきぱき家事絵本』小学館、『忙しママの愛情レシピ121』講談社、『愛すること愛されること』講談社<講談社文庫>、『さくらうさぎ』奥田瑛二絵、ミキハウス、『オムツをはいたママ-母との愛と格闘の日々』グラフ社、『長い散歩』学習研究社 など