12月7日放送分後記

先週に引き続き、麻丘めぐみさんをお迎えしてのトークマルシ
ェ。

前回はアイドルとして人気絶頂の、しかも21才という若さでス
ッパリと仕事をやめて結婚…という所まででした。

お相手はテレビのディレクター。
当時はアイドルゆえに逆に誰も声をかけてくれない。そんな中
で初めて、「好きだ!」とストレートに言ってくれたのが彼。
まさに白馬に乗った救いの王子様だったんでしょうね。彼の胸
に迷わず飛び込み、結婚。

なんか微笑ましいけれど、ちょっとアイドルの切なさを感じる
お話です。そして、その結婚生活はとても幸せだったようです

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自由を制限されていたアイドル時代の反動なんでしょうか…新
婚間もなく娘さんを出産した麻丘さんは、「少女の青春時
代」と「母親時代」を同時に送っていたそうです。

同期で仲よし、しかも同時期に結婚をした浅田美代子さんと
南沙織さんと毎日少しずつ“ツルんで”スーパーに買い物に行
くは、お茶をするはで、まるで女子高気分を満喫。当時を語る
麻丘さんはとても幸せそうで
した。

しかし、いつの間にか子育てで旦那さんと溝ができてしまった
ようです。「優先順位は子供。子育てするにはオンナの部分を
捨てないと…」という麻丘さんの言葉に深くうなずいていた私
でした。でも、男性はずっとオトコの部分を捨てられないもの
なんですよねぇ・・・。

そして、離婚されてから芸能活動に復帰。そして現在に至るわ
けですが、アイドルの頃の苦悩と離婚前後の苦悩を経て、麻丘
さんは今が第二の青春時代なんじゃないでしょうか?

劇団のプロデュースに目覚めてみたり、ジャズに挑戦したり、
昔の歌謡曲を再び歌ってみたりと、昔とは違い、自分の好きな
ことを積極的にこなしています。

私も麻丘さんのコンサートに足を運んでみたいと思います。

さて、次回は、とても懐かしいかた!フリーアナウンサーの押
阪忍さんをお迎えします。

2008.12.08

安藤和津 トークマルシェ

安藤和津さんがさまざまなジャンルで活躍されている方をお迎えして、その時々に興味と関心の高い話題を伺います。安藤和津さんは、エッセイストとして、二人の娘の母として、俳優・映画監督の妻として、CNNの元ニュースキャスターとして、母の介護をしてきた女性として・・・いろいろな視線で優しく面白くインタビューしています。日曜日の朝、トークのマルシェ(市場)へようこそ。


プロフィール

東京生まれ。初等科から高校まで学習院に学ぶ。
上智大学独文科卒業後、イギリスに留学。エッセイストやコメンテーターとしてテレビ番組に出演。夫は、俳優・映画監督の奥田瑛二氏。著書は『女盛りは子育て盛り-Momoko&Sakura』文化出版局、『月うさぎ』奥田瑛二絵、あすなろ書房、『あいうえお-安藤和津の主婦と生活』PHP研究所、『愛すること愛されること』講談社、『てきぱき家事絵本』小学館、『忙しママの愛情レシピ121』講談社、『愛すること愛されること』講談社<講談社文庫>、『さくらうさぎ』奥田瑛二絵、ミキハウス、『オムツをはいたママ-母との愛と格闘の日々』グラフ社、『長い散歩』学習研究社 など