2011年01月03日
天使ちゃんマジ・・・うーん普通。
短い正月休みを使って、再放送を撮りためてた「Angel Beats!」を一気に見ました。
あ、ネタバレとか気にしないのでご了承を。
まず、死後の世界の話なので何されても死なない、天使ちゃんと成仏の関係、死んだ世界戦線の活動内容など、1話を見てグッと引き込まれました。
本放送時、「2話のみ」見て「なんじゃこの訳わからんアニメ」と投げ捨てた自分をぶん殴りたい(笑)
逆に言うと、1話でこの作品を楽しむための説明が全てなされているので、ここで面白いと思えるなら13話全部楽しめるし、そうでないなら全話見ても楽しめない可能性が高いと思います。
死ぬほどSFなのに、現実に生きる多くの悩める人にリアルに訴えかけるストーリーはさすが。
個人的にはただ人が死んで悲しいね、みたいなのは苦手なので、悔いを残して死んだ人間にもしその先があったらという設定がハマってます。そこから逆に今を生きる大切さを教えられるというところまで持っていってるのが最大の見どころじゃないでしょうか。
終盤ちょっと展開が速かったり、つじつま合わせがキツかったりするところもありますが、じゃあ2クールにすればよかったのかというとそれは違う気もします。
想像で補うのに過不足無い、かつ勢いを損なわない濃厚な話数だと僕は思います。
本線では無いけど、あのキャラの成仏や生前のエピソードも知りたい!と思わせる時点で作り手の勝ちなんでしょう。
僕にとっては「泣きアニメ」というより「啓発アニメ」に近い作品でしたが、間違いなく心を揺さぶられる物語であると思いますので、今からでも未見の方はまず1話を見てみることをオススメします。
アナザーエンディングも必見!
投稿者 baron : 04:21
2010年12月21日
オトモの名前はモビルスーツしばりです
遅くなりましたが・・・
狩りに出かけてますよー。
2ndGですっかり世間的に認知されたモンハンですが、3rdはもう日本中のハンターたちが今か今かと狩猟解禁を待っていたという感じがします。
さらに、前作に乗り遅れた人たちもこれがチャンスとばかりに参戦してきているので、盛り上がり的には最高潮なんじゃないかと。
実際、発売日は予約したのに受け取り待ちで並ぶくらいでしたからね。
で、実際2週間ほどちょくちょくプレイしての感想です。
ひとことで言うと、進化のバランスが良いなと思いました。
各武器が基本的な立ち回りは変えずに、それぞれマイナーチェンジされていて、既にその武器を極めた人も新しい要素を取り入れた戦い方を新しく楽しめるようになっています。
新武器スラッシュアックスもなかなか複雑で練習しがいがあります。
そして、モンスターのほどよい入れ替え。
全くの全替えは、なんか今まで築いてきたものが無くなっちゃう感じがするし、でも同じモンスターばかりだとワクワク感がないし・・・という我がままな思いに見事応えてくれた、絶妙の入れ替えだと思います。
7割くらいは新モンスターで、お馴染みのモンスターも新モーション追加されているという感じ。
見たことあるモンスターだと「なつかしー!」となるんですが、すぐに見たことない動きに吹っ飛ばされて「うそーん」となるのがお約束みたいになってむしろ楽しいです。
細かいところでは、2人プレイだとオトモを連れて行けたり、オトモに自分で名前がつけられたりと、かゆいところにも手が届く改善がされています。
2ndGの後で、G級が無いのが物足りないという生き急いでる(笑)ハンターもいると聞きますが、基本ひとつのゲームとしてはみなさん時間の掛け方がバカだからこその言葉だと思います。
それだけ、あらゆる意味でパワーアップした日本最強のコミュニケーションツールであると僕は断言します。
投稿者 baron : 00:26
2010年12月06日
画面越しには伝わらない
実は結構観劇が好きでして、今週は立て続けに2本観てきました。
ひとつは、ぷろだくしょんバオバブプロデュース公演「歓喜の歌」。
オムニバス形式のファミリーコメディーなのですが、こちらは事務所挙げての舞台ということで、役者さんは全員声優さん!
あまり芝居がどうの言える身ではないのですが、やっぱり今まで見てきた舞台での芝居とは少し違う気がしました。
ひとりひとり見たら気付かないのかもしれないのですが、全体的に表情やしぐさなどの体での表現があまり大げさではないというか、自然に近かったように感じました。TVドラマとの中間くらい?
どちらが正解とかはないですが、アニメの見過ぎなのか(笑)とても体になじみました。
なかなか難しいとは思いますが、こういう事務所公演みたいなのは他の事務所のも観てみたいなと思わせる良いお芝居でした。
そして、もうひとつは劇団あかぺら倶楽部公演「コミック・ポテンシャル」。
こちらもコメディーで、感情を持ったアンドロイドを描いた長編です。
演技をするアンドロイド「アクトロイド」のヒロインを演じた下田麻美さんのお芝居が・・・凄かったです。
いわゆるロボット演技ってい「ワレワレハ・・・」的な安易なやつか、人間と大差ないんですよ設定で普通に喋りますとかを想像してしまいますが、下田さんのアクトロイドはそのどちらにも寄らない絶妙なテンションで、普通に喋ってるだけでゾワッとしました。
かと思えば、設定上演技ををするロボットなので、それこそ急に七色の声と演技を使い分ける様は「どこにスイッチがあるんだろう・・・」と素人丸出しの感動をせざるを得ませんでした。
歓喜の歌を見たあとだからかもしれませんが、役者さんの演技が「おお、コレコレ!」という舞台独特のテンションで、こちらの良さも改めて感じました。
あかぺら倶楽部の舞台は初めて見せていただきましたが、どんなにシリアスなテーマを背負っていても、それを表現するシーンでも最後の一線は完全に越えずにコメディーにこだわるところが個人的に大好きです。この舞台だけだとしたら申し訳ないですが。
いやー、やっぱ生で観るお芝居って良いですねえ。
アニメばっかり見てるとたまに無性に行きたくなります。
もし食わず嫌いな方は、例えば知ってる声優さんが出てるから、なんてきっかけでもいいので是非劇場まで足を運ぶことをオススメします。
投稿者 baron : 00:31